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【追記あり】今すぐ試せる、ブルーグリーンデプロイメント環境の構築手順(構築の仕上げと動作検証方法)OpenStack上に構築する、ブルーグリーンデプロイメント実践入門(5)(3/4 ページ)

本連載では、「OpenStackを基盤としたブルーグリーンデプロイメント」を実現する“現場目線”のノウハウを解説していきます。今回は、「ブルーグリーンデプロイメント環境の構築手順(後編)」をお届けします。

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5-2:稼働状況の確認方法

 Horizonから「BGD panel」メニューを開くと、その時点の稼働状況を確認できます(図18)。

photo 図18 Horizonの「BGD panel」メニューを表示したところ。ここでは「ブルー系」が稼働していることが分かる

 最初の状態では、ブルーの背景で「Serviced by Blue」と表示されているはずです。本番系のフローティングIPアドレス(FloatingIP)「10.0.0.10」は、「ブルー系」であるネットワーク「www-blue」に割り当てられていることも確認できます。

 続いて、2つのWebサーバがロードバランスされているかどうかも確認しましょう。本番系フローティングIPアドレスが割り振られているWebサーバ(上記の例では、http://10.0.0.1/cgi-bin/index.cgi)に何度かアクセスしてみてください。表示されるホスト名を確認し、文字列が切り替わればOKです(図19)。

photo 図19 本番系Webサーバ画面

 「グリーン系」にもアクセスしてみましょう。開発系フローティングIPアドレスが振られているWebサーバ(上記の例では、http://10.0.0.20/cgi-bin/index.cgi)にアクセスすると、以下のグリーン系の画面が表示されます(図20)。

photo 図20 現段階では開発系となる「グリーン系」にアクセスしたところ

 なお、Webサーバの自動設定には若干の時間がかかります。アクセスしても画面が表示されない場合は、インスタンスのコンソールログから、「Cloud-init」が完了していることを確認してみてください(図21)。しばらく待てば終わるでしょう。

photo 図21 コンソールログで「Cloud-init v.0.7.5 finished ...」を確認する

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