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転職で奥様もご機嫌に!――「ラクス」で働くエンジニアの“理不尽さ”がないホワイトライフ前職時代は帰宅が早くても……でも今は(はぁと)

地元で働きたい、一次請けで働きたい――幸せになりたくて転職を繰り返したエンジニアが最後に見つけたのは、真っ白な楽園でした。

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 帰宅時刻だけなら、前職時代も今も遅くはありません。でも、以前は家に帰ってきても……そう語るのは、「ラクス」のエンジニア藤井高志さんの奥様。

 毎日帰りが遅いご主人に、奥様がヤキモキするというのはよく聞く話。しかし、藤井さんの場合はそうではなかった。残業は前職時代もそれほど多くはなかったのだ。

 あなたは「ホワイト企業」を「残業時間が短い」や「休みが多い」などの基準だけで判断していないだろうか? もし、今、転職を考えているなら「本当のホワイト企業」とは何かを知っておくべきだろう。

 「仕事に責任とやりがいがある」「作ったものがダイレクトにユーザーの役に立っているのが数字で分かる」「自分の状況を上司が把握している」「評価や会社の方針に納得感がある」――こういった観点こそが実は必要ではないだろうか。

 超ホワイト企業ラクスでは、これらをかなえる働き方ができる。同社に転職して本当のホワイト企業に出会えたという藤井高志さんとご家族にお話を伺った。


「ラクス」クラウド事業本部 開発統括部 第二開発部 データベース・クラウド開発課 課長代理 藤井高志さん

IT業界で活躍したい!(できない)

 藤井さんにとって、ラクスは4社目の会社だ。

 大学の情報学科で情報工学を学んだ藤井さんは、卒業後の進路もIT業界と決めていた。そして縁あって、地元大阪の中堅SI企業に就職する。そこは大手の二次請けで、社員を一次請けに派遣する――いわゆるSES(System Engineering Service)だった。

 「メガバンクのシステム開発プロジェクトに配属され、入社早々いきなり東京への転勤を命じられました」(藤井さん)

 「会社とはこういうものか」と思い、これも仕事と東京に赴くも、同期の大半は関西勤務。次第に孤独感が募り始める。入社したてで、社会に出たばかりの新人にとって、本来なら先輩に教わり、同期のメンバーと切磋琢磨(せっさたくま)しながら成長していく大事な時期のはずだが“いきなり放り出された”格好になった。

 「まだ、プログラミングなどはさせてもらえず、ミーティングの議事録を取るなどの仕事しかさせてもらえない時期でした。この先、自分がどうなるのか不安で仕方がありませんでした」(藤井さん)

 もちろん周囲に相談できる相手もいない。結果、このまま続けるより気持ちを変えようと、藤井さんは入社1年目で転職を決意した。

 「今度は地元で働ける会社を、と思い転職先を選びました」(藤井さん)

「業界あるある」に翻弄(ほんろう)された20代

 2社目も同じようにSESを営むSI企業。地元の電力会社のシステム開発プロジェクトに派遣され、転職のテーマであった「地元で働く」がかなえられた。

 プログラミングの仕事もさせてもらえるようになり、藤井さんは水を得た魚のように活躍した。その結果、周囲からの評価も高まり、次第に設計や要件定義の一部など、上流工程も任されるようになった。

 しかし、それでめでたしとはならなかった。2年ほど勤務した頃、いわゆるリーマンショックが世間を襲ったのである。既存プロジェクトは縮小され、新規プロジェクトは次々と立ち消えになっていった。

 「会社の仕事の3分の1がなくなりました。社内に待機中のエンジニアがどんどん増え、居づらくなった人から1人抜け、2人抜けという具合に退職し、次第に退職者の数が増えていきました」(藤井さん)

 待機エンジニアには年かさの人が多かった。二次請けという背景もあり、スキルも経験も豊富なベテランエンジニアでさえ、契約の都合から待機せざるを得ない状況になっていたのだ。自分もこのまま年を重ねたら、景気に左右されて仕事がなくなる日が来るかもしれない。そう思った藤井さんは、2回目の転職を決意した。

 3社目の会社もSI企業。1、2社目と同じくSESがメインだが、将来的には一次請けとなって自社で受託開発をする予定と聞いて、一緒に変えていけたらと希望を抱いた。

 しかし将来は将来。配属されたのは二次請けのプロジェクトだった。現場からは重宝された一方、本人にとっては大きな潜在的リスクも抱えていた。それは、本来の業務であるシステム開発のスキルアップに注力できないという問題だ。大きな縦割り組織の中で開発を進めるためのコミュニケーションルートの確保や、メンバーの増員、減員の対応に追われていた。

 「開発を進めるのに必要なことだと理解はしつつも、何をしているんだろうと悶々(もんもん)としていました」(藤井さん)

 また、お客さまからの評価と会社の評価は違う観点でなされていた。会社は売り上げへの貢献を重視するので、エンジニアは単価の良いプロジェクトにいた方が評価されやすい仕組みだった。

 同プロジェクトに就いて2年がたった頃、藤井さんは「そろそろ一次請けのプロジェクトに移りたい」と上長に掛け合ったそうだ。しかし返ってきた答えは「キミと同じスキルを持った人がいないと困る」というもの。つまり異動はさせられないという意味だった。

 こうして1つのプロジェクトで塩漬けにされ、可能性の芽を摘まれていくエンジニアの話は、業界内でも後を絶たない。

家でもピリピリした緊張感に包まれていた


藤井さんの奥様とお子さんたち

 3社目に勤務しているとき、藤井さんは奥様と出会い、結婚している。結婚生活は順調そのものだった。

 しかし、現場で苦労することが多く、家に帰ってきても、何だかピリピリとしていたという。その空気感を、奥様は敏感に感じ取っていた。それが冒頭の発言につながっている。

 「帰ってくる時間は早いものの、ずっとピリピリして疲れた様子でした。いつか体調を崩すのではと心配でした」(奥様)

 それでも、そこから3年ほど同じプロジェクトで頑張り続けた藤井さんだったが、このままでは将来がないと感じ、3回目の転職を考えるに至った。

 この時、藤井さんは32歳。スキルのことを考えると、35歳を過ぎてからでは遅過ぎると思ったことも藤井さんの背中を押した。今までの問題を整理し、次の転職先は一次請けか、もしくは自社プロダクトを展開している会社にしようと考えた。

 「転職先は、一次請けのSI企業を4社、自社プロダクトを持つ会社はラクスを含め3社を候補に挙げました」(藤井さん)

 転職について奥様に相談したのは、面接することが決まってからだったという。

 「転職したいと聞いた時は驚きましたが、いつも疲れた様子を見ていたのと、計画的に転職活動をしている様子を聞いて賛成しました」(奥様)

 結果、複数社から内定をもらった藤井さんは、迷わずラクスを選んだ。その理由は明らかだった。

 「ラクスは、面接でいろいろな情報を開示してくれました。私のようにSI企業から転職した人は自社プロダクトの開発で活躍できないのではないか、サービス残業が多いのではないか、売り上げが上がらないとコストカットされるのではないか――不安を全てぶつけてみたら、包み隠すことなく、全てに納得のいく回答がもらえました。そこが大きな決め手になりましたね」(藤井さん)

ラクスのホワイトさを実感しまくった

 ラクス入社後、藤井さんは「働くDB」の開発チームに配属された。働くDBは、販売管理、受発注管理、顧客管理などさまざまな業務を効率化するクラウド業務改善ツールだ。

 最新のクラウドサービス開発技術に触れてスキルアップできるのに加え、自分たちがリリースした機能がプロダクトを育てていると実感できる環境だった。また、営業やサポート、インフラといった、サービスに携わる全てのメンバーに直接貢献できる“やりがい”も大きい。

 もちろん、苦労した面もあった。それまで藤井さんが経験してきたリリースサイクルは3、4年単位だったが、ラクスは2、3カ月単位。メリハリの付け方に慣れていなかった。また開発言語もJavaからPHPに変わったため、最初のうちは戸惑ったという。

 「バグに対する意識も違いました。『発生させないためにチームとしてどうしたらいいのか』を自分のこととして考えるようになりました。サービスへの不利益はいろいろな人に影響するので、エンジニアとしての責任感が以前に比べて増しましたが、むしろそれが心地良いんです。昔思い描いていた“システム開発”をしている感じがします」(藤井さん)


ホワイト企業なので白いセーターを着てみました

 ラクスが考えるホワイト企業の在り方とは、次のようなものだという。

  • 残業が少ない
  • 有給や産休、育休がちゃんと使える
  • 社員を育てようとしている
  • 理不尽なことを言われない
  • 社員の意見を環境改善に反映している

 藤井さんが、これらのうちで最も実感しているのは「理不尽なことを言われない」という点だそうである。

 「前職までは、上司が離れた場所にいるので、仕事内容については『よくやっていると聞いてるよ』とだけで、評価は別の基準(売り上げ)でなされました。しかし現在は、定期的に1on1の面談が行われ、プロダクトの具体的な数字やそこに至るプロセスもきちんと見てもらった上で評価されます。アドバイスも具体的で、納得感があります」(藤井さん)

 前職では「後継者がいないから」という理不尽な理由で5年も同じプロジェクトで同じ仕事を続けさせられた藤井さんだからこその感想といえるかもしれない。

 そうして1年半もすると、課長の下でリーダーを任されるようになり、現在は肩書も課長代理へと昇格。ホワイトな環境で藤井さんが着実に成長していることがうかがえる。

 チームとしてのレベルアップやメンバーへの育成も求められる立場になった。社員を“育てる”という社風は、初めて体験するものだった。

ホワイト企業は家庭もホワイトにする

 ところで、ラクスに転職したことで家庭内の空気はどのように変わったのだろうか。その辺を奥様にたずねてみると、次のような答えが返ってきた。


お子さんたちもパパのご飯が大好きだ

 「転職後はピリピリ感がなくなり、とても穏やかになりました。気持ちに余裕ができたようで、笑顔が増えたと思います」(奥様)

 気持ちの余裕は、家事分担にも表れており、藤井さんの参加率が高くなったという。

 「平日は基本的に私が家事全般をしていますが、休日は料理も育児も、ほとんど彼がやってくれます」(奥様)

 「最初のうちは『せめてたまには料理を』ぐらいだったのですが、いつの間にか、休みの日はずっと私が担当することになってしまいました(苦笑)」(藤井さん)

 その他にも変わったことはあるのだろうか?

 「数字や全体最適を気にする癖が付いてしまって……」と頭をかく藤井さん。

 奥様と買い物に行って「これ買おうよ」と相談されると、「それは今必要なのか、なぜ必要なのか、代替案はないのか」と、新機能を追加するときのようにシビアに判断しようとして、気まずい雰囲気になってしまうこともあるそうだ。家庭内では多少「理不尽なこと」も許容していかなければならないのかもしれない。

 藤井さんの、仕事における目標は新たなサービスを作り出していくことだという。

 「ラクスには『楽楽精算』のような大ヒットサービスがあります。私もプロダクトマネジャーとしてサービスをけん引する役割を担い、世の中に受け入れられるサービスを生み出していきたいです」(藤井さん)

 ホワイト企業の定義は、細かく見ていけば残業時間や評価の透明性など、いろいろあるが、その本質は「自身の将来に希望が見い出せるかどうか」だ。藤井さんは、ラクスというホワイトな環境で、新たな将来のビジョンを描き出すことができたのだ。

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