ニュース
「給与面に重きを置くエンジニアは転職を繰り返す」 レバテックが「ITエンジニア転職白書2021」を発表:転職経験があるITエンジニアは約3割
レバテックは、ITエンジニアの転職実態に関する調査結果を「ITエンジニア転職白書2021」として発表した。約3割のITエンジニアに転職経験があり、給与を重視するITエンジニアは転職を繰り返す傾向にあることが分かった。
レバテックは2021年6月2日、全国の正社員として働く18〜50歳のITエンジニア1424人を対象に実施したITエンジニアの転職実態に関する調査結果を「ITエンジニア転職白書2021」として発表した。
「給与面に重きを置くエンジニアは転職を繰り返す」
仕事のモチベーションについて聞くと、「満足する給与がもらえること」と回答した割合が34.3%で最も高く、次いで「やりがいを感じられること」(15.8%)、「社内の人間関係が良好であること」(8.5%)と続いた。重視する働き方は「給与」と答えたエンジニアが最も多く、25.1%。次いで「仕事とプライベートの両立」(9.5%)、「職場の雰囲気」(8.4%)と続いた。
転職経験を聞くと、約3割のITエンジニアが「転職経験がある」と回答した。転職回数は大多数が2回以下で、転職経験者のうち転職回数が「1回」または「2回」と回答した割合は合計で78%だった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- エンジニアが幸せになれるのはうちだ! 自社開発企業 vs. SIer ガチンコバトル
複雑怪奇なIT“業界”を解説する本連載。今回は、IT業界の2大勢力「自社開発企業」と「SIer」の中の人に、どちらのエンジニアがより幸せなのか、バチバチのバチバチで戦ってもらった。 - 転職回数が増えるにつれて「仕事のやりがい」を重視 ウォンテッドリーが調査結果を発表
ウォンテッドリーが発表した「コロナ禍における転職・働き方に関する調査」によると、過去1年以内に転職した人の転職理由は「仕事のやりがい」が最も多かった。 - 2020年は転職が鈍化、一方で「コロナで転職活動に積極的になった」という意見も マイナビが調査結果を発表
マイナビが発表した「転職動向調査2021年版」によると、2020年の転職率は対前年比2.1ポイント減の4.9%。転職率は2016年以降増加傾向にあったが、2020年は減少に転じた。