「1年の計」もいいけれど、「どうありたいか」で心身を整えよう:仕事が「つまんない」ままでいいの?(85)(1/3 ページ)
1月といえば「1年の計」です。でも「目標がない」「目標を立てるのが苦手」という人もいるかもしれません。それならば、この1年「どうありたいか」を考えて、心と身体を整えてはいかがでしょうか?
1月といえば「1年の計」です。皆さんは何か計画を立てましたか?
「物事は初めが大事。目標を達成するためには、年の初めにしっかりとした計画を立てて、それを基に着実に行動していくことが大切だ」……というのは、この時期、毎年繰り返し言われ続けていることですよね。ボクも知っています。
でも……出ばなをくじくようでごめんなさい。ボクは「2022年は目標を立てるのはやめよう」と昨年末から決めていました。
なぜか。
実はボク、「○○までに絶対□□を達成するぞ!」といった目標や計画を立てるのが苦手です。もちろん目標や計画を立てることは大切だと思っているし、それがあることによって、動機付けられたり、行動につながったりすることも知ってはいます。
でも、目標があることによって、むしろ「○○しなければならない」と変なプレッシャーを自分にかけてしまったり、本当はそれ以外のことにもチャレンジすればいいのに、計画外であることで、行動の制約になってしまったり。
また、目指す姿が大きければ大きいほど、想定と全然違ってきて計画変更を余儀なくされることを数多く経験してきました。そのため、立てた目標や計画があまり役に立たなかったこともよくあって。
さらに、平時の場合は目標を決めて一つ一つこなしていくことも大切だとは思いますが、コロナ禍のような先行きの見通しが立てにくい時代は、必ずしも予定通りに行くことばかりではありません。
「うわべだけ、Tipsだけの目標とかは、もういいかな」と。
それならば、「今年は、ざっくりこんな感じで行こうかな」という方向性だけを決めておいて、1年の目標や計画といった大きなものは立てずに、「いますべきこと」「やってみた課題」「改善策」といった、「小さなPDCAを回した方がいいんじゃない?」と思ったのです。
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