特集
JALが苦闘して見つけた、ローコード/ノーコード開発導入の現実解:「kintone成功方程式」から導き出されたものとは(2/2 ページ)
IT部門の負担を減らす取り組みとして注目されるローコード/ノーコード開発ツール。だが、ガバナンスをどのように効かせるのか、事業部門をどのように巻き込むのかなど、気になることは多い。サイボウズのセミナー「kintone IT Special Seminar 2022」からその答えを探る。
kintoneを活用する「仕組み」を整備する
次に実施したのはガバナンスの方針策定、つまり「kintoneで扱ってもよい情報は何か」を決めることだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 従来のIT部門の存在意義を打破し、アプリ開発を業務部門に開放した新卒エンジニアの挑戦
「IT部門が何でもやってくれる」――信頼されているという点ではいいが、期待される役割が変化しているのに、全てを情報システム部門が対応し続けるのは非現実的だ。解決のヒントは「デジタルの民主化」にある。 - 例外的な「USBメモリや会社支給PCを使った機密情報の持ち出し」を認める企業が2020年より増加 IPA
IPAは「2021年度企業・組織におけるテレワークのセキュリティ実態調査」の結果を発表した。順守状況の確認やルールの見直しなどで改善が見られたものの、「例外的なセキュリティの緩和」が継続していることが分かった。 - 中堅・中小企業が参考にしやすい事例をまとめた、DX推進とAI導入を支援するガイドブックを公開 経済産業省
経済産業省は、「中堅・中小企業等向け『デジタルガバナンス・コード』実践の手引き」と「中小企業向けAI導入ガイドブック」を公開した。DXの推進やAIの導入に取り組む中堅・中小企業に向ける。