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ローコードでクラウドネイティブアプリを開発、OutSystemsの新ソリューションは何ができる?:クラウドネイティブインフラ構築の手間を省力化
OutSystemsはクラウドネイティブなローコード開発ソリューション「OutSystems Developer Cloud」のグローバル提供を発表した。
OutSystemsは2023年2月22日(米国時間)、クラウドネイティブなローコード開発ソリューションである「OutSystems Developer Cloud」(以下、ODC)のグローバル提供を発表した。
OutSystemsは同日に、クラウドネイティブの開発インフラストラクチャをゼロから構築する際の費用と人員課題を分析した調査「クラウドネイティブ開発レポート:所有コストの高騰」を発表。この調査によると、従来のクラウドネイティブ開発手法の総所有コスト(TCO:Total Cost of Ownership)は平均して560万ドルで、開発期間は18カ月かかるという。この高いTCOを省コスト化するのに、ODCが効果的だという。
OutSystemsは、クラウドネイティブのアプリケーション開発インフラストラクチャを構築しスケーリングする際のコストや、新しいプラットフォーム上で最初のアプリケーションを構築する際のコストを分析し、TCOを算出した。また、同時に必要なクラウドネイティブの専門知識を持つチームを構築するための分析も実施した。それによると、TCOは次の2つのフェーズに分けられる。
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