検索
ニュース

Linux FoundationがDBoM(デジタル部品表)プロジェクトを発表 サプライチェーン運用の一手となるかサプライチェーンパートナー間で情報共有するエコシステム

Linux Foundationは2023年3月7日(米国時間)、Digital Bill of Materials(DBoM)プロジェクトの開始を発表した。

Share
Tweet
LINE
Hatena

 Linux Foundationは2023年3月7日(米国時間)、Digital Bill of Materials(DBoM)プロジェクトの開始を発表した。DBoMプロジェクトは、サプライチェーンパートナー間での情報共有のための、信頼性の高い仕組みを提供することを目的としている。対象の情報としては「SBOM(Software Bills of Materials)」「HBOM(Hardware Bills of Materials)」「VEX(Vulnerability Exploitability eXchange) 、製造プロセス関連データなどを想定している。

 このプロジェクトの立ち上げには、Unisys、Cybeats、Ceritas、DeltaDAOおよびストラスクライド大学が運営するスコットランド国立製造業研究所(NMIS)などの機関が参加している。

 サプライチェーンの運用は全ての個人や組織に影響を与えている。SBOMやHBOMでは、信頼性の高い、ポリシーに基づく情報共有方法の標準化が重要な課題となっている。DBoMプロジェクトのオープン認証共有インフラは、サプライチェーンのパートナー間でこの情報を共有する貴重な手段を提供するとしている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

Security & Trust 記事ランキング

  1. 米国/英国政府が勧告する25の脆弱性、活発に悪用されている9件のCVEとは、その対処法は? GreyNoise Intelligence調査
  2. セキュリティ担当者の54%が「脅威検知ツールのせいで仕事が増える」と回答、懸念の正体とは? Vectra AI調査
  3. インサイダーが原因の情報漏えいを経験した国内企業が約3割の今、対策における「責任の所在」の誤解とは
  4. 英国政府機関が取締役にサイバーリスクを「明確に伝える」ヒントを紹介
  5. OpenAIの生成AIを悪用していた脅威アクターとは? OpenAIが脅威レポートの最新版を公開
  6. 約9割の経営層が「ランサムウェアは危ない」と認識、だが約4割は「問題解決は自分の役割ではない」と考えている Vade調査
  7. 「Amazonプライム感謝祭」に関するフィッシング攻撃を確認、注意すべき7つのポイントとは チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ
  8. セキュリティ専門家も「何かがおかしいけれど、攻撃とは言い切れない」と判断に迷う現象が急増 EGセキュアソリューションズ
  9. MicrosoftがAD認証情報を盗むサイバー攻撃「Kerberoasting」を警告 検知/防御方法は?
  10. 人命を盾にする医療機関へのランサムウェア攻撃、身代金の平均支払額や損失額は? 主な手口と有効な対策とは? Microsoftがレポート
ページトップに戻る