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部長クラスが「最も不正に近い」 パーソル総合研究所が企業の不正、不祥事に関する調査結果発表:不正が発生しやすくなる要因とは
パーソル総合研究所は、全国の就業者を対象に実施した「企業の不正、不祥事に関する定量調査」の結果を発表した。不正や不祥事は就業者のストレスを高め、主観的な幸福感を下げるという。
パーソル総合研究所は2023年4月28日、全国の就業者を対象に実施した「企業の不正、不祥事に関する定量調査」の結果を発表した。それによると、不正や不祥事は企業業績に大きな損害を与えるだけでなく、就業者のストレスを高め、主観的なウェルビーイング(幸福感)を下げるという。
33%が「不正を見聞きしても特に対応しない」
調査結果によると、「企業の不正に関与したり見聞きしたりした経験がある」と回答した就業者の割合は合計で13.5%だった。
不正を目撃した人のうち、不正に対して何らかの対応をとった人の割合は53.9%。対応内容で最も多かったのは「社内の上司に報告した」で、その割合は36.2%(複数回答、以下同)だった。対応しなかった人にその理由を聞くと、「自分が対応しても、改善の見込みがないと思った」を挙げたい人の割合が33.0%で最も高かった。
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