ニュース
「分からないことは情シスに聞く」が「分からないことはネットで調べる」に変化しつつある ガートナー:「まずは生成AIに聞いてみよう」が当たり前に?
ガートナージャパンは、デジタルワーカーに関する調査結果を発表した。それによると、仕事に必要な情報やデータを見つけることに苦心しているデジタルワーカーが47%を占めることが分かった。
ガートナージャパンは2023年5月30日、米国、英国、インド、中国の従業員100人以上の組織を対象に実施したデジタルワーカーに関する調査結果を発表した。それによると、全体の47%が仕事に必要な情報やデータを見つけることに苦心していることが分かった。
26個のアプリケーションを業務利用しているケースも
調査結果によると、デスクワーカー(ナレッジワーカー)の1人当たりの平均使用アプリケーション数は11個。これは、2019年に実施した同様の調査よりも5つ増加している。平均数を上回るアプリケーションを使用しているデジタルワーカーの割合は40%で、26個以上のアプリケーションを業務に使用している人も5%いた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 2021〜2022年に最も人気の業務アプリから分かる“次に来る注目アプリ” 「Figma」「Notion」に続くのは?
Okta Japanは2023年2月16日、業務アプリの利用動向に関する年次調査「Businesses at Work 2023」の結果を発表した。2021年11月1日〜2022年10月31日の間で最も顧客数が多いアプリは「Microsoft 365」だった。 - 「まず経営幹部が作った」、ノーコード開発で1万7000のアプリを生み出したLIXILは、アプリ開発の民主化をどう進めてきたか
LIXILは「全従業員が開発者」を目指し、ノーコードアプリ開発ツールの全社展開を進めている。2021年10月に始まったこのプロジェクトで、既に約4000人の従業員が約1万7000のアプリケーションを開発した。 - ベテラン開発者が定年間近 あの老舗企業の情シスが、社内下請けから伴走型リーダーに生まれ変わるまで
EUCの失敗に懲りて、IT関連業務を全て情シス部門に集約したサーラグループ。だが、ベテラン開発者が定年間近になり、その体制に黄色信号が点滅し始めた。