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日本も米国も、生成AI業務利用の悩みは「使いどころが分からない」こと GMOリサーチ:生成AIを「チャンス」と考える人の割合は米国の方が多い
GMOリサーチは「生成AIの利用実態・意識に関する調査」の結果を発表した。生成AIの業務利用は米国の方が進んでおり、勤務する会社への生成AIの影響を「チャンス」と考える人の割合は、米国の方が日本よりも約2倍高かった。
GMOリサーチは2023年10月13日、「生成AI(人工知能)の利用実態・意識に関する調査」の結果を発表した。これは、GMOリサーチのモニター(日本1047人と米国1048人)を対象に、生成AIの利用実態について調査した結果を分析したもの。
日本、米国とも約4割が「生成AIの利用方法が分からない」と回答
調査結果によると、AI技術に対する意識として、AIに肯定的な人の割合は日本の20.9%に対して米国は24.2%で、両国の間に大きな隔たりはなかった。ただし、AIに否定的な人の割合は、日本の3.7%に対して米国は13.4%だった。
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