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OpenAIがデジタルコンテンツの真正性を保証する取り組みを紹介 C2PA参加など:AIが生成した画像かどうかを判別するツールを開発中
OpenAIはデジタルコンテンツを検証する際に必要な基準を確立するため、C2PAの運営委員会に参加すると発表した。また、同社のツールで作成されたコンテンツの真正性を研究する取り組みも併せて発表した。
OpenAIは2024年5月7日(米国時間)、C2PA(Coalition for Content Provenance and Authenticity Steering Committee)運営委員会への参加を発表した。また、それと同時に同社のコンテンツの真正性を保証するための取り組みを同社のブログで紹介した。
C2PAはデジタルコンテンツの認証に広く使用されている標準で、コンテンツのソースを証明することができる。ソフトウェア企業、カメラメーカー、オンラインプラットフォームなどの関係者によって開発、採用されている。
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