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日本で仕事すると、打ち合わせばかりしている気がするGo AbekawaのGo Global!〜ヴィンさんFromベトナム(後)(1/2 ページ)

グローバルに活躍するエンジニアを紹介する本連載。今回もパーソルエクセルHRパートナーズでエンジニアとした働くNguyen Le Phu Vinh(グエン レー フー ヴィン)さんにお話を伺う。将来なりたいエンジニア像に近づくため、ヴィンさんが日々気を付けていることとは。

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 国境を越えて活躍するエンジニアにお話を伺う「Go Global!」シリーズ。前回に引き続き、パーソルエクセルHRパートナーズのソフトウェアエンジニアであるNguyen Le Phu Vinh(グエン レー フー ヴィン)さんにお話を伺う。日本で結婚したヴィンさんが奥さんから指摘されている「何とかしてほしいこと」とは。

 聞き手は、AppleやDisneyなどの外資系企業でマーケティングを担当し、グローバルでのビジネス展開に深い知見を持つ阿部川“Go”久広。

ベテランも若手もいて刺激的な現場で働く

阿部川 “Go”久広(以降、阿部川) 前職のときの出張をきっかけに、日本で働くことを考えて行動し始め、その結果、2020年にパーソルエクセルHRパートナーズに入社されたということですね。2020年といったらコロナ禍の真っただ中ですよね。最初は大変だったでしょう。

Nguyen Le Phu Vinh(グエン レー フー ヴィン、以下ヴィンさん) そうですね、本当は2020年3月に来日できるはずでしたが、6カ月以上延期になりました。来日してからも最初はずっとテレワークで、2022年の頭からようやく出社して働けるようになりました。今はプロジェクトに合わせて、テレワークにするか出社するか判定します。自動車に関係するプロジェクトはセキュリティレベルがとても高いので、基本的にはいつもオフィスに来ています。

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現在のヴィンさん(パーソルテンプスタッフが運営する「ハッケン・テンプ」から引用)

阿部川 今はどんなプロジェクトに参加しているのですか。

ヴィンさん 自動車の車載ナビゲーションシステムのソフトウェア開発プロジェクトに参加しています。20人くらいのメンバーが携わっていて、ベテランも若いエンジニアもいます。ベテランエンジニアからは問題解決の方法や考え方などを勉強できますし、若いエンジニアはいつも仕事に熱意を持って働いていて、モチベーションを感じられます。


編集中村
編集 中村

広報担当者の話によると、パーソルエクセルHRパートナーズにはベトナム以外にも韓国や中国出身の方もいて、世代も国籍もさまざまなメンバーが仕事をしているそうです。異なるバックグラウンドがあることで衝突もあるでしょうが、ヴィンさんの話のようにそれぞれの強みを生かせるのはステキですね。


阿部川 それはやりがいがありますね。そういえば日本にいらしてから結婚されたのですよね。

ヴィンさん はい。2022年に日本で結婚しました。妻もベトナム人です。2016年ぐらいからベトナムで付き合っていて、2019年に妻が早稲田大学に留学するために日本に来たので、私も追いかけて2020年に来日しました。私は大阪に住んでいるのですが、妻の職場は茨城なので離れて暮らしています。

阿部川 それは寂しいですね。

ヴィンさん そうです。でも彼女は寂しさを感じる暇ないぐらい仕事が忙しいそうです(笑)。離れて暮らすこの状態を改善したいのですけれど、まだ無理で、そこはとても嫌だと言われています。

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