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「紙・Excelの承認・集計3000人規模」 福山通運は3人でどう変えた?全国400拠点の情報基盤を内製

福山通運はノーコードのクラウドデータベース「JUST.DB」を導入した。情報システム部主導で内製を進めており、全国400拠点、3000人規模の情報基盤を主要メンバー3人で構築したという。

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 福山通運はジャストシステムのノーコードのクラウドデータベース「JUST.DB」を導入した。2025年4月から本格運用を開始し、「乗務承認」「営業案件管理」「契約管理」などの業務をJUST.DB上で構築、運用しているという。

 ジャストシステムによると、福山通運では情報システム部主導で内製を進めており、全国400拠点、3000人規模の情報基盤を主要メンバー3人で構築したという。

 福山通運は中期経営計画においてDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を重点施策の一つに位置付けている。紙や「Microsoft Excel」を中心とした既存業務の見直しを進める中で、JUST.DBを導入した。

紙による約1週間の承認期間をどれぐらい短縮できたのか?

 福山通運では、フォークリフトの乗務承認業務をデジタル化した。従来は紙による回覧や安全管理部の押印が必要で、担当者不在時などには承認まで約1週間を要していたが、JUST.DB導入後は1日に短縮したという。

 また、技能習得後の社員に乗務許可を出す「ドライバー乗務上申」についてもJUST.DB上で運用している。月数百件規模の申請処理をデジタル化したとしている。

全国400拠点の営業進捗をリアルタイムで共有

 従来、営業活動の進捗(しんちょく)管理は全国400拠点から本社に届くExcelファイルを本社側で集計、加工していた。

 JUST.DBへの集約により、営業進捗をリアルタイムで共有できるようになり、拠点ごとの状況把握や情報共有を進めている。

3人体制で3000人規模の情報基盤を構築

 福山通運では、情報システム部の主要メンバー3人で、3000人規模の情報基盤を構築した。契約管理や日報など、複数の業務アプリケーションを内製しているという。

 「まず作ってみる」というアプローチを重視し、現場担当者とWeb会議で画面を共有しながら、課題をシステムに反映させる形で開発を進めたという。

 福山通運の石川亮氏(情報システム部 部長)は「ノーコードのスピード感で、現場の課題に合わせて柔軟にカスタマイズできることが変化のきっかけになっている。売上向上やコスト削減に貢献できるIT部門として、今後も活用の裾野を広げていきたい」とコメントしている。

 ジャストシステムが2026年5月19日に、この事例を発表した。

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