Windows Vista
【ウィンドウズ・ビスタ】
最終更新日: 2007/04/24
Windows XPの後継として、マイクロソフトが開発したクライアント用途向けOS。2007年1月30日よりパッケージ発売が開始された。開発コード名はLonghorn。「vista」には「見通し」「展望」といった意味がある。
Vistaでは、Windows Aeroと呼ばれる新しいグラフィカル・ユーザー・インターフェイスが組み込まれ、見た目が大きく変化している。アニメーション効果などもふんだんに使われており、操作感は従来のWindows OSとはかなり異なっている印象を受ける。実際にはGUIだけでなく、セキュリティ機能の強化や処理性能の向上、ネットワーク関連機能の強化、各種標準アプリケーションの追加/強化など、OSレベルの変更からツールの追加まで、かなり大幅な機能強化がなされている。
最新ハードウェアの機能を最大限に引き出すべく、DirectXと3Dグラフィックス機能を駆使した3Dユーザー・インターフェイス、大量のメイン・メモリやUSBメモリ、ReadyDriveなどを使った、プログラム起動時間の短縮および高速な休止/復旧、セキュリティ・チップを使ったシステム全体の暗号化支援などの特徴も持つ。また、大量のクライアントPCにOSを効率よく展開するための機能や管理機能の強化、信頼性の向上など、管理工数を低減する管理者向けの機能も強化されている。
Windows Vistaのデスクトップ画面 Windows Vistaのデスクトップは、半透明のウィンドウ枠や3D表示の切り替え画面、サイド・バーを使った情報の表示など、よりビジュアルになっている。 |
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