Win2000対応のストレージ製品をコンパックが発表
2001/1/12
コンパックコンピュータは1月11日、Windows 2000対応のSAN(ストレージエリアネットワーク)の構築・管理を行うソフトウェア製品「SANworks バーチャル レプリケータ V2.0」の日本語版を発表した。
SANは、企業内に分散したデータを効率良く共有・活用できるシステムとして構築のニーズが高い一方、大規模なシステム統合に高い費用がかかることが指摘されてきた。同社ではこの問題を解決する、最小の投資で最大の効果を得られるSAN関連製品として新製品を積極的に販売していくという。
新製品は、サーバにインストールするだけでSANの構築ができ、新たに専用ハードウェアを追加する必要はない。サーバに接続されたストレージアレイまたは物理ディスクを1つの集合体としてプールを作成し、その中から最大8台、最大1TBまでの仮想ディスクを作成する。
同製品を他のSANworks製品と組み合わせて利用することにより、大規模なSAN環境の構築も可能だ。そのほかに、オンラインボリューム拡張、スナップショット作成、ネットワークディスクなどの機能を強化した。
出荷は1月中旬より、価格は1ライセンスが55万円〜。
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コンパックの発表資料
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