IBM、無停止機能を強化したDB2の最新版
2001/4/24
日本アイ・ビー・エムは4月23日、同社のRDBMS製品「DB2」の最新版「IBM DB2 ユニバーサル・データベースV7.2(以下、DB2)」を2001年6月8日より出荷開始することを発表した。
今回の新製品の特徴は、バックアップ関連の機能が強化されている点。前回バックアップを取得した時点から、変更されたデータのみを自動的にバックアップする差分バックアップ機能のほか、稼動中のデータベースのミラーを作成し、元のデータベースは稼働したままコピー先のデータベースでオフラインバックアップを行うことも可能になった。上記以外にもログの二重化など、eビジネスなどメンテナンスのためにデータベースの停止が許されない環境への対応が強化されている。
また、本製品と同時に出荷される、他社製データベースへの接続機能を提供するミドルウェアの最新バージョン『DB2 リレーショナル・コネクト V7.2』では、従来のOracleへのコネクタのほか、Microsoft SQL Server、Sybase、Informixのサポートも行われている。
製品構成は、パーソナル版、ワークグループ版、エンタープライズ版、エンタープライズ拡張版の4種類が用意されている。対応プラットフォームは、AIX、HP-UX、Windows 95/98/ME/NT/2000、OS/2、Solaris、Linux(Kernel 2.4対応)。
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