IBM、100億円を投じてデータセンターを構築
2001/8/31
日本アイ・ビー・エムは千葉・幕張に100億円を投資し、データセンター(iDC)を構築する。同社では、水道や電気のようにITリソースが活用できる「e-ソーシング」の実現を目指しており、今回のデータ・センター構築はその一環となる。
新しく設立されるデータセンターは、同社のeビジネスのホスティング・サービスの拠点となる。Webサイトの開設からEC、ERP、CRMといった各種のeビジネスのサービスを提供するうえで必要なインターネットのバックボーンやサーバ、ファイアウォールなどの機器や機能を備えている。同社では、このデータ・センターにセキュリティ管理やシステム監視といった運用サービスを付加してサービスを提供する予定という。
データセンターの特徴として、設備機器に、国土交通省制定の建築指導「建築設備耐震設計・施行指針」の耐震クラス基準で最高クラスを採用していること、ビーム・センサーやバイオメトリック・ロック完備による入退場管理、広帯域(ギガビット級)インターネット接続環境の装備などを挙げている。
新しいデータ・センター設立後は、同社は三鷹にある既存のデータ・センターと2極体制をとる。
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