VoIPを体感できる次世代ラボを開設、NTTコムウェア
2001/12/4
NTTコムウェアは12月3日、インターネットのIP通信網による音声通信「VoIP」に、画像やデータを統合した次世代ネットワーク・ソリューションを体系的に理解・体感できる「次世代ネットワークラボ」を、12月4日より開設すると発表した。同ラボは、同社の顧客に対するプレゼンテーション、デモンストレーション、セミナー用として運営される。
NTTコムウェアは、VoIPに高信頼・高付加価値サービスを付加した事業の展開を考えている。同社はすでに、国内外29拠点の社内ネットワークを完全VoIP化し、通話料の約70%の削減を実現させた。そのノウハウを基にソリューションを提供するという。
具体的な事業としては、次世代ネットワーク・ソリューションを「キャリア事業者」と「企業」向けの2つに分類し、その業態や状況に対応する汎用的な個別ソリューションやサービスを提供していく。
同社は、こうしたソリューションを望んでいる顧客や顧客見込み客が、実際に「次世代ネットワークラボ」でソリューションを体験できるようにすることで、他社に対して競走場優位に立てると見ている。同社代表取締役社長松尾勇二氏は、「VoIPを単なる安いサービスとしてではなく、その上で動くサービスを含めて付加価値を付け、市場を牽引し拡大していきたい」と意欲を述べた。
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NTTコムウェアの発表資料
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