利用時間2倍のブロードバンドユーザー、その利用動向は?
2002/1/25
ネットレイティングスは1月24日、ブロードバンドユーザーの利用動向を分析する新サービス「Internet Media Strategies」を発表した。1月30日より提供を開始する。
同社の新サービスは、最近のADSLやCATVの加入者数の急増を受け、ブロードバンドに特化した各種調査を行うもの。具体的には、全国/地域別のブロードバンドの普及状況、サイトごとのブローバンド/ナローバンドのユーザー訪問比率、ストリーミングメディアタイプ別の利用状況の3つ。なお、同社では、接続スピード128kbps以上の常時接続を“ブロードバンド”、接続スピード128kbps以下を“ナローバンド”と定義している。
同社が2001年12月に行った調査によると、ブロードバンドユーザーは約360万人と、全インターネットユーザーの約17%を占めているという。ブロードバンドユーザーの1人当たりの月間平均利用ページ数は、ナローバンドユーザーの約3倍、月間平均利用時間は17時間45分でナローバンドユーザーの約2倍を上回るという。
接続環境の違いから、これまでとは異なるインターネットの使い方が予想されてきたブロードバンドユーザーだが、きちんとした定期的な調査が行われることはなかった。新たなユーザー層の利用動向が明らかになることは、コンテンツプロバイダなど多くの企業に影響を与えそうだ。
[関連リンク]
ネットレイティングスの発表資料
[関連記事]
インターネット利用者動向、日本は24%、米国60%
(@ITNews)
企業はもっとWebサイトの測定基準に注目せよ
(@ITNews)
普及し始めたブロードバンド、その利用用途は……
(@ITNews)
国内のブロードバンド、DSLが今後の主役
(@ITNews)
日常生活まで変えるブロードバンドの普及
(@ITNews)
情報をお寄せください:
最新記事
|
|