モジュール化により機能を自在に追加できるCRM製品
2002/3/6
韓国のCRMベンダ、NetInformaticsは3月5日、「eBrain」を発表、今後、日本法人設立を前提に、積極的に日本市場で事業展開していくとした。東洋紡テクノシステムセンターが販売代理店となり、サン・マイクロシステムズと技術提携を結んだ。同社のCRM製品、eBrainの特徴は、営業やマーケティングの担当者を対象ユーザーとしている点。ユーザーフレンドリなインターフェイスを持ち、技術に詳しくない担当者でも容易に操作できるという。また、J2EEやJava、XML技術を採用し、機能をコンポーネント化したため、システムの追加や変更がプラグイン感覚で行えるという。
eBrainは、ETL処理ツールの「eBrain/DataInformatics」、データマイニング機能の「eBrain/BizImpact」、OLAP・レポーティングツールの「eBrain/REQUBE」、テキストマイニング機能の「eBrain/WebsiteIntelligence」の4製品で構成される。
例えば、ECサイトから顧客データや販売データなどのデータを取り出し、DataInformaticsで解析データベースを作成、BizImpactやREQUBEでマイニングなどの処理をしビジネスルールやビジネスロジックを抽出する。それをルールベース・エンジンに格納し、定義に基づいたアクションを行う。この一連の作業を繰り返すことにより、売り上げの増加、適確な意思決定、顧客との良好な関係の構築、さらには顧客ニーズに基づいた製品開発などの効果が望めるという。
DataInformatics、BizImpactは今年の3月末、REQUBEは6月までに発売される予定、WebsiteIntelligenceの日本語化は現在検討中。
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NetInformatics
東洋紡テクノシステムセンター
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