21世紀のネットワークを基盤とした大学間構想
2002/5/11
松尾勇二NTTコムウェア代表取締役社長(左)と奥島孝康早稲田大学総長(右) |
NTTコムウェアと早稲田大学は5月9日、「Digital Campus Consortium(DCC)第2次計画」を共同で企画・運営することに合意したと発表した。DCCは、情報ネットワークを基盤とした21世紀の大学モデル「グローカルユニバーシティ」実現に向けた国際大学間コンソーシアム「Cyber University Consortium(CUC)」の設立・運営を支援する。
早稲田大学では、第1次DCCを1999年4月から2002年3月まで行い、ビデオ会議ソフト「CUSeeMe」を使ったチャットによる授業や、テレビ会議システムを使った共同ゼミやバーチャル講義などを展開してきた。当初は、4校参加だったが最終的には16カ国30大学と協定を結んだ。
第2次DCCにおいて、早稲田大学は大学間の共同授業カリキュラムの作成などを担当し、NTTコムウェアは教育インフラの構築や産学連携ビジネスモデルの構築を担当する。第2次DCCは、2002年4月〜2005年3月までを活動期間としてスタートし、3年間で海外協力校100校の加入を目指す。
奥島孝康早稲田大学総長は、「アジア・太平洋地域の大学間ネットワーク構築において、中心校の1つになりたい。すでに毎年500人程度の学生が何らかの国際交流をしているが、将来的には学生の20〜30%、2000人以上が参加することを目指す」と述べた。
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NTTコムウェア発表資料
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