99.99%の可用性を実現、Linux対応クラスタソフト

2003/4/3

ターボリナックスが発売する「Turbolinux 8 CLUSTERPRO LE」

 ターボリナックスは、Linuxサーバの信頼性を高め、サービスの連続稼働を実現するフェイルオーバークラスタソフトウェアの最新バージョン「Turbolinux 8 CLUSTERPRO」を4月22日に発売すると発表した。価格は2CPUライセンスで60万円から。

 Turbolinux 8 CLUSTERPROの対応OSは、「Turbolinux Enterprise Server 8 powered by UnitedLinux」と「Turbolinux 8 Server」、「TurboDB 8」。OracleやDB2などのデータベースソフトやWebサーバ、アプリケーションサーバのクラスタ化に対応し、システムの可用性を向上させる。ターボリナックスでは、「あらゆるサーバアプリケーションシステムで99.99%の可用性を実現する」としている。

 Turbolinux 8 CLUSTERPROは、共有ディスクを利用する「CLUSTERPRO SE」と、データミラーリングを利用する「CLUSTERPRO LE」の2種を用意。CLUSTERPRO LEには、差分データを使いミラーディスクの再同期を実行することで、システム障害時の復旧時間を短縮するオプション製品「CLUSTERPRO LE FastSync Option」も用意する。CLUSTERPRO LE FastSync Optionは、CLUSTERPRO LEが構築可能なデータ容量の推奨値を100GBまで拡張できる。CLUSTERPRO LE FastSync Optionは、2ノードライセンスで40万円からとなっている。

(垣内郁栄)

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ターボリナックスの発表資料

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