7つのセキュリティ機能を1つのアプライアンスに、シマンテック
2003/9/25
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| シマンテック 代表取締役社長の杉山隆弘氏 |
シマンテックは9月24日、ファイアウォール・アプライアンスの新製品「Symantec Gateway Security 5400シリーズ」（SGS 5400シリーズ）を発表した。同製品群は、ファイアウォール／VPNをベースに「フル・インスペクション・ファイアウォール」「侵入防止」「侵入検知」「ウイルス対策」「コンテンツ・フィルタリング」「VPN」「スパム対策」といった7つのセキュリティ機能を搭載したゲートウェイ・レイヤの総合的な保護機能を実現する。ターゲットは小／中規模企業。同社 代表取締役社長の杉山隆弘氏は「1つのアプライアンスにここまでセキュリティ機能を統合して提供できるベンダはシマンテックのみ」と自信を見せる。
SGS 5400シリーズは、「Model5420」「Model5440／5441」「Model5460／5461」の3モデル。エントリモデルの「Model5420」は1Uサイズで6つの10/100イーサネット・ポート、VPN（3DES）暗号化アクセラレータを1台搭載している。「Model5440／5441」はミッドレンジモデル。VPN（3DES）暗号化アクセラレータを1台搭載しているのは、エントリモデルと同じだが、その代わり、ギガビット・イーサネットを6ポート搭載している。ハイエンドモデルである「Model5460／5461」は、6ポートのギガビット・イーサネットのほか、VPN（3DES）暗号化アクセラレータを2台搭載している。
ギガビット対応およびVPN暗号化アクセラレータの実装は、「ゲートウェイ・レイヤを守るアプライアンス製品が陥りがちなパフォーマンスの低下を防ぐ」と同社リージョナル プロダクト マーケティング マネージャ 福田健男氏は言う。さらに、SGS 5400シリーズは「ファイアウォールアプライアンスのあるべき姿を追求した製品」と胸を張る。
（編集局 谷古宇浩司）
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