Macにもオープンソースの波を、ゼンド
2003/12/16
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| ゼンド・オープンソースシステムズ 代表取締役 角田好志氏 |
ゼンド・オープンソースシステムズと大塚商会は12月15日、MacOS Xとオープンソースを活用してWebビジネスへの利用拡大を図る目的で「Mac オープンソース・アダプション」と名づけたプログラムを共同で開始した。その第1弾として、PHP開発ツール「Zend Studio 3.0 日本語版」のMacintosh対応版を2004年1月15日に発売する予定。
技術面ではオープンソース技術に強いゼンドが、販売面では1991年からMac Masterとして販売活動を行ってきた大塚商会が、それぞれの強みを提供し合いながら、プログラムを展開していく。大塚商会は「国立大学を中心に教育市場で導入が進んできたMacだが、近年、Windows環境との統合、オープンソースソフトウェアの利用によるコスト削減といったニーズは増え、市場の性質自体が変わってきたと認識している」という。オープンソース技術を自社のビジネスとして導入していきたい大塚商会としても、今回のゼンドとの提携は1つの契機となった。
一方、ゼンドとしてもMacプラットフォームへのPHP、MySQLといったオープンソースソフトウェアの普及を図るうえで、大塚商会という強力な販売パートナーを得たことは心強いはずである。
今後両社は、2004年1月から順次、オープンソース技術に基づいたWeb関連技術の「年間サポートサービス」や各種トレーニングを開始する。また、特に教育機関に対しては、2004年2月中旬から「Zend Studio 3.0 日本語版」Mac対応の教育機関向け開発キットやOpen Office Mac版を含む「オープンソースMac」の20台単位での販売といったセット商品の販売を行う予定。
（編集局 谷古宇浩司）
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ゼンド・オープンソースシステムズ
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