C++でWebサービスを実現するフレームワーク、グレープシティ

2004/1/14

 グレープシティは1月13日、米ローグウェーブ ソフトウェアの国内総代理店として、既存システムにWebサービスを実装するためのフレームワーク「LEIF(リーフ)」と、C++ APIライブラリ「SourcePro(ソースプロ) C++ Edition 6」の販売を開始したと発表した。

 「LEIF(リーフ)」は、Webサービスを提供するためのサーバとサービスを利用するクライアントの両方を実装するためのフレームワーク。既存システムに、XMLやWebサービス機能を組み込むことを支援するほか、C++アプリケーションをWebサービス対応アプリケーションに切り替えたりすることなどが可能。市場が広がるシステムの再構築需要に向けて、J2EEや.NETで構築された新システムとの統合を推進するニーズに応える。

 「SourcePro(ソースプロ) C++ Edition 6」は一般的なシステムの基盤となるデータベース処理のほか、ネットワークやマルチスレッドの対応といった、汎用性の高い機能を有するC++ライブラリである。主に、金融業や通信業で利用されてきた実績を基に構築されたライブラリとなっている。

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グレープシティ
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