サーバ管理ソフト出荷のベリタス、統合作業は「これから」
2004/12/21
ベリタスソフトウェアは12月20日、ソフトウェア開発企業やデータセンター、通信事業者向けにヘテロジニアス環境のサーバの運用管理を自動化するソフトウェア「VERITAS OpForce 4.0」(オプフォース)を12月27日に出荷すると発表した。
ベリタスソフトウェア マーケティング本部 プロダクトマーケティング マネージャー 朝倉英夫氏 |
VERITAS OpForceは、自動的にサーバのリソースを検出し、サーバ、IPアドレス、ネットワークセグメントなどを組み合わせて、状況に応じてさまざまな用途に利用できる共有可能なソフトウェア・イメージを容易に構築する。新しいサーバを追加する場合、このソフトウェア・イメージをサーバにロードする方法で、新サーバの追加やサーバの用途変更を数分以内で行うという。
ベリタスソフトウェア マーケティング本部 プロダクトマーケティング マネージャー 朝倉英夫氏は、VERITAS OpForceのメリットを「インフラストラクチャの構築、運用、および最適化のプロセスが簡素化でき、TCO削減に役立つ」と語った。
VERITAS OpForceはSolaris、Red Hat Enterprise Linux、Microsoft Windows 2000/2003で稼働。管理できるサーバはSolaris、Red Hat Enterprise Linux、SUSE Linux、AIX(英語環境のみ)、Windows 2000/2003。データベースはPostgreSQLを標準でサポートするが、オプションでユーザーが購入したOracleデータベースの使用も可能だ。最小構成価格は152万3550円。
ベリタスはシマンテックとの統合を12月16日(米国時間)に発表したばかり。朝倉氏はシマンテックとの統合について「これからのこと。新しい戦略があれば広報を通じて伝える。今日の段階ではいえるものはない」と述べた。
(編集局 富嶋典子)
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ベリタスソフトウェアの発表資料
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