レイヤ2、3の再定義が必要なほどインパクトのあるスイッチ
2005/1/26
米ファウンドリーネットワークス レイヤー2、3スイッチング&ルーティングソリューションビジネスユニット副社長 ケン・チェン氏 |
SuperXファミリは、エッジ/ワイヤリングクローゼット向けの「FastIron SuperX」、10ギガビット・イーサネットアグリゲーション/コア向け「TurboIron SuperX」、企業/メトロレイヤ3バックボーン向け「BigIron SuperX」の3製品で構成されている。同社は、従来より販売しているローエンド向け「FESX Series」と、ハイエンド向け「BigIron MG8」の中間に位置するメインストリームとして位置付け、「レイヤ2、3の再定義が必要なほどインパクトのあるスイッチ」(チェン氏)と評価している。
「SuperX」シリーズ。左から「FastIron SuperX」、「TurboIron SuperX」、「BigIron SuperX」 |
チェン氏は、ネットワークマネージャがスイッチ製品に求める要件として「手ごろさ」「パフォーマンス」「密度」「インテリジェンス」「多用途」の5項目を挙げ、「これら、一見して相反する矛盾した要件をすべて満たさなければならなかった」と説明した。また、レイテンシ(待ち時間)の少なさを強調。同氏によると、「シスコのCatalyst4500シリーズが200ミリ秒程度なのに対して、SuperXシリーズは10ミリ秒を実現した」と語っている。
レイヤ2からフルレイヤ3へのアップグレードができる点も特徴だという。「他社の場合は、エッジレイヤ3やベースレイヤ3などにしかアップグレードできないが、当社の場合フルレイヤ3にアップグレードできる点がウリだ」(チェン氏)と解説し、「ラック単位では、最高密度、最低価格を実現している」と自信を見せた。
(@IT 大津心)
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