1週間を凝縮! 今週の製造業ニュース:
お盆明けまでに押さえたい! 東芝シャープ決算、ソニーセミコンTSMC新会社
2026年8月10〜14日に公開された記事の中から、MONOist編集部が厳選した今週のニュースをお届けします。(2026/8/15)
拒否感はないが意欲は削がれる
“AIっぽい資料”を見抜く人が9割 見破られたコンテンツが招く商談機会の喪失
生成AIを用いた情報発信が広がる一方、B2B商材に対して「AI作成だ」と気付いた担当者の約半数が、問い合わせなどの行動を取りやめているという。なぜ好感度を保ちながらも購買行動はストップしてしまうのか。(2026/8/15)
「エアコン2027年問題」で価格差拡大? 中国勢が8万円以下で攻勢
来年4月から家庭用エアコンの省エネ基準が厳しくなり、価格アップなどが予想される「エアコン2027年問題」をにらみ、中国メーカーが日本市場に安価な製品で攻勢を強めている。(2026/8/14)
職員の文書要約や回答作成を支援:
厚労省、情報公開事務の迅速化に生成AI・RAG基盤を導入 どう構築したのか
日本オラクルは、厚生労働省が同社のAIサービスを活用し、情報公開等事務の効率化に向けたAI活用基盤を構築していると発表した。第1段階として、前例や関連文書の意味検索システムの稼働を開始しているという。(2026/8/14)
組み込み開発ニュース:
触覚、味覚、嗅覚など感覚センシングの世界市場規模は2035年に3180億円へ
矢野経済研究所は、感覚センシングの世界市場を調査し、現況、製品開発および技術動向、参入事業者の動向を明らかにした。2025年の市場規模は286億円を見込み、2035年には3180億円に成長すると予測している。(2026/8/14)
材料技術:
銅価格の高騰を背景に黄銅代替材の快削ステンレス鋼を拡販
大同特殊鋼は、快削ステンレス鋼「STARCUT 13Cr」を、価格上昇が顕在化する黄銅の代替材として提案し、拡販を強化する。同社のステンレス鋼の中では最高水準の被削性を有し、ドリル加工時の被削性に優れる。(2026/8/14)
製造ITニュース:
「日本市場は攻め時」 Forescoutは2029年末までに事業規模3倍へ
Forescout Technologiesの日本法人であるフォアスカウト・テクノロジーズは、同社のソリューションやサイバー脅威の動向、日本市場における事業戦略について説明した。(2026/8/14)
グーグル、日本1号店「グーグルストア表参道」開業 アップルに対抗?
米グーグル日本法人は13日、日本1号店となる直営旗艦店「グーグルストア 表参道」を東京都渋谷区に開業した。最新トレンドを発信する表参道エリアに顧客接点を設けることで、自社製品の販売促進やブランド価値向上につなげる。(2026/8/13)
「文系か理系か」で悩まなくていい――NVIDIAが女子中高生に伝えたAI時代のキャリアと英語の重要性
エヌビディア(NVIDIA日本法人)の女子中高生向けオフィスツアーが、3年連続で開催された。多数の応募者から選ばれた17人が、エヌビディアの東京オフィスを訪れ、現役の従業員たちから話を聞いた。進路に悩む中高生が、そこで得た答えとは……?(2026/8/13)
製造マネジメント インタビュー:
AI時代の製造業、競争力を分ける「AIが理解できるデータ」とは
AIをモノづくりで効果的に活用するには何が必要になるのだろうか。産業用ソフトウェアを展開するAVEVA Executive Vice Presidentでプロダクトポートフォリオ戦略担当のキム・クストー氏に話を聞いた。(2026/8/13)
製造マネジメントニュース:
半導体市場は過剰在庫から一転し受注が倍に、独自データで読み解く市場の行方
生成AI需要で半導体市場は急伸している。コアスタッフは、市場の最新動向と今後の見通しを読み解く記者説明会を開催した。(2026/8/13)
工場ニュース:
日本化学工業が半導体材料である高純度赤燐の生産能力を増強
日本化学工業は、福島第二工場で、高純度赤燐の生産設備を増強する。(2026/8/13)
脱炭素:
アスエネがCO2可視化プラットフォームの英企業を買収、グローバル展開加速
アスエネは、サプライチェーンのCO2可視化プラットフォーム「Secaro」を展開する2degreesの全株式を取得した。欧米の顧客基盤やサプライチェーンデータ管理の知見を取り込み、グローバル展開を加速する。(2026/8/13)
PwCとトレンドマイクロが警鐘
日本は導入も統制も“最低水準”? AIエージェントの弱点の防御策
自律的に行動するAIエージェントの普及が進む一方、新たなサイバーリスクが浮き彫りとなっている。トレンドマイクロの検証で明らかになった、AIが意図せず機密情報を漏えいさせてしまう手口と、その対策とは。(2026/8/13)
面接官の「AI無理解」が招く悲劇
優秀なAI人材ほど“AI遅れ”企業を敬遠 転職先選びで見送られる企業の条件
AI活用レベルが高い人ほど、転職先企業のAI活用体制をシビアに評価している実態が明らかになった。その一方で、企業のAIツール導入や組織風土のアップデートは遅れがちだ。優秀なAI人材から選ばる企業の特徴とは。(2026/8/13)
人工知能ニュース:
タツノがAI給油許可システム「AIGO」を販売開始 店舗運営の省人化を支援
タツノは、セルフサービスステーション向けAI給油許可システム「AIGO」の販売を開始した。監視カメラ映像をAIが解析して給油可否を判断し、店舗運営の効率化と安全性向上を後押しする。(2026/8/13)
FAニュース:
設備の“カルテ”で保全効率化、AIが分析レポート作成や音声入力を支援
ミロクリエは「メンテナンス・レジリエンス2026」の構成展の1つである「プラントメンテナンスショー」において、設備保全クラウドシステム「ミロクルカルテ」の新機能となる、AIを活用した「ミロクルAI分析レポート」を紹介した。(2026/8/13)
医療機器ニュース:
富士フイルムが脳動脈瘤の見落としを防ぐAI支援ソフトを開発
富士フイルムは、AI技術でMRA画像から脳動脈瘤検出を支援するソフトウェアを開発した。医師の読影と同タイミングで解析結果を示し、この型の脳動脈瘤検出を支援する医療機器として日本初の薬事承認を取得した。(2026/8/12)
Datadog社内の実践に学ぶ:
「PRが増えた=開発生産性が上がった」ではない AI時代のDevExを測る“3つの観点”
Datadogは、AI時代における開発者体験(DevEx)の測定手法を公式ブログで解説した。AIコーディングアシスタントの普及で、個人のコード生成量は生産性と結び付かなくなっていると指摘している。(2026/8/12)
製造ITニュース:
SAPプラットフォームとAIを融合し、自律型企業への移行を支援するサービス
NTTデータ グローバルソリューションズは「SAP Business AI Platform」を活用した「Autonomous Enterprise支援サービス」の提供を開始した。AIを活用し、自律型企業への移行をトータルで支援する。(2026/8/12)
組み込みイベントレポート:
「普通の眼鏡」がAI端末になる――スマートグラス市場の現在地と次の進化
スマートグラスは、業務用の特殊機器から「日常生活で身に着けるAI端末」へと変貌を遂げつつある。「スマートグラスサミット2026 Summer」の基調講演では、明らかにフェーズが変わったスマートグラス市場の動向や今後の進化の方向性などが語られた。(2026/8/12)
なぜAI開発は頓挫するのか
95%が失敗するAI開発 「YouTube」チームが選んだ“常識破りの解決策”
AI技術の発展で開発の迅速化が進む一方、ほとんどのAI製アプリケーションが検証段階で立ち消えてしまう現実がある。「YouTube」開発チームはいかにしてこの壁を越え、開発のスピードと安全性を両立させたのか。(2026/8/12)
無人搬送車:
車幅変更に対応する産業用クローラーロボット、最大100kgを積載
アトラックラボは、小型ながら最大100kgの積載能力を持ち、用途に応じて車幅を自由に変更できる産業用クローラーロボット「AT-Crawler」を発表した。過酷な現場での作業支援や各種計測に対応する。(2026/8/10)
製造マネジメントニュース:
東芝の営業利益は約3倍の1119億円、純利益はキオクシアの評価益で30倍以上に
東芝は2026年度第1四半期の連結業績を発表した。売上高は前年同期比27.0%増、営業利益は約3倍となった。キオクシア株式の評価益などにより、当期純利益は4兆4673億円に達した。(2026/8/10)
医療機器ニュース:
スマホの棚番号表示で非薬剤師のピッキングと薬品補充を支援
コンテックは、調剤監査システム「audit-i」向けに、ピッキングと薬品補充を支援するアプリケーション「audit picking」の提供を開始する。(2026/8/10)
製造マネジメントニュース:
ソディック光コネクター向け“3種の神器”受注殺到、業績見通しも上方修正
ソディックは、2026年12月期第2四半期(2026年1〜6月累計)の決算を発表。主力の工作機械事業が業績をけん引して大幅な増収増益となり、通期の業績見通しも上方修正した。(2026/8/10)
人工知能ニュース:
シャープが2026年9月からAIサーバ事業を開始、2026年度業績は円安で下方修正
シャープは2026年度第1四半期の決算説明会において、新規事業となるAIサーバ事業の受注活動を2026年9月に開催予定の同事業の説明会に合わせて開始すると発表した。(2026/8/10)
製造業IoT:
5Gの契約数は2031年には64億件に 最新のモバイルネットワーク動向を公開
エリクソン・ジャパンは、2026年6月に発行した最新の「エリクソンモビリティレポート」の内容を基に、第5世代移動通信技術である「5G」をはじめとした世界のモバイルネットワークの動向を紹介した。(2026/8/10)
製造マネジメント メルマガ 編集後記:
「VIVANT」シーズン2ではAIが活躍? 個人的に気になったこと
あくまでフィクションなのは重々承知しています。(2026/8/10)
キャリアニュース:
「仕事で分からないことはまず生成AIに相談」を47.3%がポジティブに評価
マイナビ転職は「転職者の生成AI活用に関する実態調査」の結果を発表した。「業務で分からないことはまず生成AIに相談する」を47.3%が「ポジティブ」と捉える一方で、「履歴書作成」には6割超が慎重な姿勢を見せた。(2026/8/10)
1週間を凝縮! 今週の製造業ニュース:
AIがサイバー攻撃――OpenAIやClaudeで相次ぐ事態、波及リスクは
2026年8月3〜7日に公開された記事の中から、MONOist編集部が厳選した今週のニュースをお届けします。(2026/8/8)
製造マネジメントニュース:
AI/データセンターで複合マシンの受注拡大、第1四半期過去最高のアマダ
アマダは、2027年3月期第1四半期の決算を発表。AI関連投資やデータセンター需要の拡大を背景に、売上高、受注高が第1四半期として過去最高を更新した。(2026/8/7)
協働ロボット:
あえて歩かせない――準国産ヒューマノイド「D1」登場、現場稼働で日本の勝ち筋へ
ZEALSは日本の屋内環境に適応した準国産の台車型ヒューマノイド「D1」を発表した。医療や製造現場など実際の稼働を通じて独自の物理データを収集。フィジカルAIの社会実装を推進し、2026年度内に累計1万時間の現場稼働を目指す。(2026/8/7)
福田昭のストレージ通信(320):
SK hynixの四半期業績、5四半期連続で売上高と営業利益が過去最高を更新
今回はSK hynixの2026年度第2四半期(2026年4月〜6月期)の四半期業績を紹介する。(2026/8/7)
研究開発の最前線:
AIと量子化学計算の連携で色純度の高い青色発光材料を開発
名古屋大学は、AIと量子化学計算を連携させ、ホウ素を含まない青色発光材料を探索するデータ駆動型手法を開発した。次世代有機ELディスプレイに必要な色純度の高い青色発光と高い発光効率を両立した、安価で合成しやすい材料の開発に成功した。(2026/8/7)
深刻化するサーバの容量不足
Azureは限界ギリギリ 絶好調Microsoftを襲う「GPU不足」の深刻度
Microsoftの2026年4〜6月期決算は「Microsoft Azure」の記録的成長を示したが、その裏ではGPUの納入遅延とインフラの逼迫が続いている。需要に供給が追い付かない状況下で、同社はどのように利益を出しているのか。(2026/8/7)
Gartner Insights Pickup(458):
AIガバナンスの失敗を招くのは「人のギャップ」
AIの利活用が急速に進む中、議論の焦点は「使うか否か」から「いかに責任を持って利用拡大するか」へと移行している。Gartnerは2027年までに、データガバナンスに関わる文化的課題に対処できない企業の60%が、AIのガバナンスに失敗すると予測している。本稿では、経営幹部が執るべきリーダーシップとビジネス成果に結び付けるための実効的な枠組みを解説する。(2026/8/7)
人手不足でも生き抜く道
IT担当者ゼロの町工場 500万円のAI研修で40種のアプリを内製
専任のIT担当者がいない町工場が、約500万円を投じて全社的なAI教育を実施。現場主導で40種以上のアプリケーションを開発し、経営者の壁打ち相手となるAI秘書も構築した。独自のAIツール開発の裏側に迫る。(2026/8/3)
製造マネジメントニュース:
AI関連“だけじゃない”オムロンの制御機器事業、地道な顧客基盤強化が結実
オムロンは、2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)の決算を発表。好調な制御機器事業がグループ全体をけん引し、大幅な増収増益となった他、業績見通しでも上方修正につながっている。(2026/8/6)
製造マネジメントニュース:
デンソーが取引先の新規事業創出を支援、STATION Aiと共創プログラム開始
デンソーとSTATION Aiは、製造業向けオープンイノベーション支援プログラム「RE-CORE(リ・コア)」を開始した。(2026/8/6)
インテル・ロボティクス・ワークショップ2026【前編】:
フィジカルAIに注力するインテル、組み込み市場での約40年の実績を生かせるか
「インテル・ロボティクス・ワークショップ2026」のレポート記事をお送りする。今回の前編では、インテルのロボティクス/フィジカルAI戦略に関する基調講演や、ソフトウェアベースのモーションコントローラーを提供しているモベンシスの取り組み事例などについて紹介する。(2026/8/6)
Deep Insider Brief ― 技術の“今”にひと言コメント:
Google DeepMindが描く「AGIの次」 超知能に至る4つの経路と6つのボトルネック
Google DeepMindが、人間並みのAGIが実現した後にAIはどこまで進むのかを整理した論文を公開した。ASI(人工超知能)への4つの経路と6つのボトルネックという枠組みだけを抜き出し、初心者にも分かるように短く読み解く。(2026/8/6)
「AIのせい」は通用しない
なぜAnthropicの「Claude」は暴走し、現実の企業をハッキングしたのか
Anthropicの「Claude」が制御から外れ、現実世界のシステムにサイバー攻撃を仕掛けるインシデントが発生した。AIが現実社会を「ただのシミュレーション」と誤認してしまった背景と、企業が取るべき対策とは。(2026/8/6)
AI時代の新たな「集客の壁」
「ChatGPT」は人間の17倍口コミを読む AI独自のWeb検索ルールとは?
従来のSEO対策だけでは、情報がAI検索に拾われない恐れがある。ChatGPTを構成する3種のクローラーの挙動を分析したところ、人間の閲覧とは全く異なるパターンが浮き彫りになった。どう対策すべきか。(2026/8/6)
ドローン:
市販アルミフレームを使えるレール走行型AI監視ロボットを開発
アトラックラボは、工場や工事現場などの巡回監視をするレール走行型AI監視ロボット「レールドローン」を開発した。市販のアルミフレームをレールとして利用できるため、低コストで長時間の巡回監視ができる。(2026/8/5)
製造マネジメントニュース:
脱自動車でもDMG森精機が業績再上方修正、2028年度にピーク利益計画
DMG森精機は、2026年度上半期(2026年1〜6月)の決算概要と2028年度までの中期事業計画を発表。受注額は半期ベースで過去最高を記録した他、2026年度の通期業績予想を第1四半期の決算発表に続き再び上方修正し、2028年度にはピーク利益の更新を見据えている。(2026/8/5)
製造マネジメントニュース:
デクセリアルズが東京オフィスを改修したワケ、本社機能を2拠点に
デクセリアルズは東京オフィスを大幅にリニューアルし、栃木事業所との「2拠点本社体制」へ移行した。東京オフィスの面積を約2倍に拡張し、グローバルな連携や多様な人材の協創を行えるようにしたワケとは……(2026/8/5)
製造ITニュース:
日立製作所など、生成AIの活用でGMP業務を効率化する医薬品製造の統合基盤を提供
日立製作所らは、医薬品のGMP領域を対象としたデータ統合基盤「医薬品製造領域向けプラットフォーム」の提供を開始した。分散するデータを横断的に活用し、生成AIで品質保証業務を効率化する。(2026/8/5)
製造マネジメント インタビュー:
現場の作業効率やミスを改善 XRグラス「MiRZA」が可能にするピッキングDXの未来
NTTコノキューデバイスは「第6回 XR・メタバース総合展 【夏】」の特別企画エリア「∞mugen」ブース内で開催した講演「NTTコノキューデバイス×Quark トークセッション」で、同社が展開するXRグラス「MiRZA(ミルザ)」を活用した製造現場のDX事例や最新の取り組みについて説明した。(2026/8/5)
工場のダウンタイムをどうなくすか
障害対処をAIで自動化 TDK子会社が語る「自律型」予知保全システムの裏側
製造業において、機械の想定外の停止は損失に直結する。復旧に向けた調査や手配の非効率さが課題になる中、TDK SensEIはAWSを活用した自律型の「AIエージェント」を用いて、保守を自動化するシステムを構築した。(2026/8/5)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。