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インフラエンジニア注目の仮想化資格カタログ特集:IT資格動向ウォッチ(2)(3/3 ページ)

サーバ保守・運用部隊にとって、いまや必須の技術である仮想化。VCP、Hyper-V、CCAといった主な仮想化資格の特徴を比較する。

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筆者オリジナル、仮想化資格カタログ

 それでは、これまで説明してきた仮想化資格の内容を整理します。注意すべきこととして、ここでは問題数や合格点など一般的に公開されていない情報も記載しています。表内の赤字の個所は、弊社の受験者からのヒアリングや、わたし自身の受験した経験を基に記載しています。この値については、参考程度にとどめておいてください。

*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***

自分はどれを取ればいい?

 何よりも現場では「資格」より、実際にいい仕事をすること、良い成果を出すことが求められます。

 資格取得は、「いまやっている仕事でさらに技術を磨きたい」「より専門的な知識を身に付けたい」「どうも仕事がうまくいかない」「やったことのない分野(仕事の幅を広げる)への挑戦をしたい」といったときにお勧めします。異動などでリーダーが変わるとき、新しい仕事をしたいとき、また就職・転職時には、受け入れる方はあなたの実力を知らないので、十分な知識や技術、経歴を持っていても、それを証明できないと武器にはなりません。資格は、技術や知識を身に付けていることの証明になり、その分野に関して仕事を任せやすい状況にもしてくれます。

 「いまは無理でもいつかは仮想化技術に関する仕事をしたい」。そんな方は、いまからじっくりと時間をかけて準備しましょう。仕事をしながらの勉強はなかなか大変です。仕事の閑散期に勉強する、普段から使っている仮想化技術などを勉強するなどで、スムーズに資格を取得できるかもしれません。また、別の資格でもいえますが、同じ技術で複数の製品の資格を取ることは、技術知識に幅が付き、相乗効果も狙えます。

 今回挙げた仮想化資格は、自らの技術力の確認、知識の幅を広げるために取得することをお勧めします。

著者紹介

東秀和(ひがしひでかず)

IT技術者としてパッケージソフトウェア開発や映像配信、eラーニングシステム、業務基幹システム構築を経験。2002年ごろからマネジメントに興味を持ち、プロジェクトマネジメント(PM)のコミュニティ活動を通じてPMを学習。現在は、お客さまの業務改善提案活動、および受託開発プロジェクトリーダーとして活躍。人の調和を心掛けマネジメントを行っている。

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