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『UXデザイン』にプロセスって必要ですか?UXデザインのススメ(2)

新人女子営業の舞と、UXデザインを実践する5つのステップを通して、全体像を把握していきましょう。

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 前回の「もし新人女子営業が『UXデザイン入門』を読んだら」では、新人女子営業の服好舞さんが『UXデザイン』を実践して最優秀賞を受賞しました。興味を持った上司・同僚から、「UXデザインについて教えてほしい」とお願いされます。

※この記事は、ソフトウェア開発現場のシーンを切り出し、4コマ漫画形式(漫画作成ソフト「コミPO!(コミポ)」を使用)で紹介いたします。

 次回以降、舞さんが実践した『UXデザイン』についてもう少し詳しくお話ししていきますが、まず今回は『UXデザイン』の全体像をご紹介いたします。

 以下の図が『UXデザイン』のプロセスを表したものになります。

 利用者のニーズを把握する「1. デザイン調査」から始まり、調査結果から「2. ユーザーモデリング」を行います。「2. ユーザーモデリング」はユーザー要件を表すことになり、ほかのビジネス要件や技術要件も踏まえて、「3. ストーリーボード」により理想的なユーザー体験をデザインしていきます。描いたユーザー体験を実現するための案は「4. スケッチ、プロトタイプ」を通して形にします。プロトタイプは、最初はラフなものですが、徐々にビジュアル要素や動きも加えていきます。最後に「5. ユーザビリティテスト」を行い、描いたユーザー体験を提供できているかどうかを確認します。

 次回から『UXデザイン』の各プロセスを1つずつ、ご紹介していきますのでお楽しみに。

著者プロフィール

金山豊浩(かなやま とよひろ)

ミツエーリンクス UXエバンジェリスト [2011年〜]

UXを啓蒙するため、執筆・講演・研究などの活動に従事。

最近特にUXデザインワークショップ開催の実施に注力している。


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