成兼章介 SHOSUKE NARIKANE
日本有数の大手スーパー「越後屋」の跡取り息子。性格は良いが、おぼっちゃん育ちのせいか人を簡単に信じてしまうワキの甘さが災いし、何度も仕事上の失敗を繰り返している。1度だけ塔子と映画を見に行ったことがあるが、能天気な会話と優し過ぎる性格が塔子の趣味に合わず、3時間45分でフラれてしまう。
ところが、たまたま父親の経営する越後屋の顧問弁護士として塔子が会社へやってきて大喜び。本社のシステム企画部長に就任し、オンラインショップシステムの立ち上げという重大な仕事を任されることになるが、その重要さをまったく理解していない。そんな章介を見て不安になった塔子が、開発におけるユーザーの役割について厳しい忠告をするようになる。
「美人弁護士 有栖川塔子のIT事件簿」バックナンバー
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- 業務要件のモレを無くすためにマークすべき人とは?
- もしも要件定義の無いシステム開発の担当になったら
- もし要件定義担当者とベンダーが「グル」だったら?
- 修正の影響範囲が分からない? そんなの徹夜でおやりなさい
- その性能要件は消滅しました(えっ!?)
- 要件が決まるまで、テコでも動きません!
- パッケージソフト導入の「お・と・し・あ・な」
- 排他制御でアイタタタ!―― パッケージソフトの落とし穴
- 要件定義を決めるのはベンダーの仕事でしょ?
- そもそも要件定義って何なのよ
- IT訴訟弁護士「塔子」参上!
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