システム化対象業務の基本的な機能を備え、設定とアドオンを行えば使用できるパッケージソフトウェアは、コストと品質面でとても有用です。しかし、自社の業務にフィットしないソフトを導入したことによる紛争も、数多く発生しています。
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※この連載は「なぜ、システム開発は必ずモメるのか?」(細川義洋著)のCHAPTER1を、著者と出版社の許可の下、一部修正して転載するものです。
クライアントの大手スーパーを訪れた塔子は、社長の長男であり、かつて1度だけデートをしたことがある越後章介に再会。オンラインショップシステム開発を任されたと喜ぶ章介に、塔子はパッケージソフトを使った開発の危険について忠告します。
塔子、塔子じゃないか! ほら僕だよ、元カレの章介。
元カレじゃないし。ってかアンタ、現場に修行に出されてたんじゃなかったの?
修行? したよ。四国の丸亀店でね。レジとかバックヤードとか。そうしたら店長が「もう、坊ちゃんに教えることは何もございません」って。
あまりに使えなくて邪魔なだけだから帰ってくれってことね。で? 今度はどこの部署に迷惑掛けてるの?
システム企画室だよ。今度、ウチでもオンラインショップを立ち上げることになってさ。その責任者ってわけ。
大丈夫? オンラインショップは大量データを一気に処理する速度と、1円の間違いも許されない正確性が必要だし、パソコンやスマホが使えないお客さんもたくさんいるから、構築が難しいシステムなのよ?
大丈夫、大丈夫。知り合いの開発ベンダーがね、パッケージソフトっていうの? オンラインショップ用に出来上がってるソフトを持ってきて、ウチ向けに改造すればすぐできますって言うんだ。
大丈夫かしら。パッケージソフト導入の失敗って、年中聞く話よ。
そうなの?
ついこの間もあったわ。学生数が何万人もいる大学で、学生の履修届けをWebで受け付けるシステムをパッケージソフトで導入しようとして、学校の規模にソフトが対応できずに失敗したって話※1。
どういうこと?
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