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「隠れSQL Server」、まさかこんな場所に……“詳しい人”も見落としがちな対策の落とし穴(2/4 ページ)

SQL Server 2005のサポートが2016年4月12日に終了する。残り約130日。日本マイクロソフトによると、エンジニアや情シス部門などの“詳しい人”も見落としてしまうSQL Server 2005の「ひっそり残っている、対策の落とし穴」があるようだ。

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購入支援や移行評価検証プログラムも用意

 もちろん企業には、「そうは言っても」という事情もある。移行のための予算を確保していなかった、具体的に何をやればよいか分からない。Windows XPのサポート終了時と同じ、こんな事情だ。日本マイクロソフトは、コスト面を含めた以下の移行メニューで支援も行う。

  • 支払い開始を移行完了まで待ってくれる「金利優遇購入支援」(マイクロソフトファイナンシング)
  • 新バージョンへの円滑移行メニュー「SQL Serverアップグレード支援メニュー」(マイクロソフト エンタープライズサービス)

 アップグレード支援メニューは、ユーザー環境に合わせて互換性を評価することで、移行時のリスクを低減する「SQL Serverバージョンアップ移行評価支援」(4週間、税別500万円から)と、事前検証から設計、実装、テスト、移行までを行う「SQL Serverバージョンアップ移行支援」(1週間、税別190万円から)などを用意している。

photo 支払い開始を移行完了まで据え置く「金利優遇購入支援プログラム」もマイクロソフト ファイナンシングが用意する。ライセンス費はもちろん、ハードウエアやSI費なども合算して対象にできるようだ

 また、会計ソフトウエアはバージョンアップのみでSQL Server 2005対策のほとんどが済む。自社の会計ソフトウエアやシステムがSQL Server 2005を使っているかどうかが分からなくても、「無償サポート窓口やパートナー企業にまずは相談してほしい」という。マイクロソフトの移行支援情報サイト「SQL Server 2005移行ポータル」でも、業務ソフトウエアどのバージョンが移行対象かを一覧化した情報などを提供していく構えだ。

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