「Oracle Database Cloud Service」は今、何ができるのか 2016年、何ができるようになるのか:開発/検証用途の無償版も登場予定(2/3 ページ)
「Oracle Database Cloud Service」は、Oracle Databaseを利用する企業に最適なクラウドサービスだ。2016年は開発/検証用途で使える無償版や、オラクルが全ての運用管理作業を行うマネージドサービスも登場し、さらに身近で使いやすくなる。[パブリッククラウド][Oracle Cloud]
2016年内に無償版も登場予定、「Oracle Exadata」も月額課金で使える
「小規模で手軽に使いたい」というケースからミッションクリティカルシステムまで、さまざまなニーズに対応している点もOracle Database Cloud Serviceの大きな特徴だ。
例えば、2016年内の提供開始が予定されているサービスの1つに「Oracle Database Cloud Free Service」がある。これは、1スキーマまでの「Oracle Database 12c Enterprise Edition」相当の機能を無償で利用できるというものだ。リソースに関して「1 CPUコア、最大ストレージ容量100MBまで」という制限はあるものの、Webブラウザ上で利用可能な「Oracle Application Express(Oracle APEX)」を使ってデータベースアプリケーションをスピーディに開発/運用することができる。Oracle Databaseを小規模で手軽に利用したいという企業にうれしいサービスである。
また、ミッションクリティカル用途向けのハイエンドサービスとしては、既に「Oracle Database Exadata Cloud Service」の提供が開始されている。こちらは最小構成で16CPUコア、496MBメモリ、19.2TBのフラッシュストレージ、42TBのディスクストレージをクラウド上で利用できる。Oracle Exadataと同等のパフォーマンスと信頼性を備えたデータベース環境がクラウド上で月額課金によって提供されるサービスである。
データベース環境の可用性とスケーラビリティを高める「Oracle Real Application Clusters(Oracle RAC)」についても、Oracle Database Cloud Serviceのオプションとして提供が開始されている。Extreme Performance構成で利用可能となっており、他の機能やオプションと同様にWebブラウザ上の管理画面による設定だけで利用できる。管理スキームはオンプレミス版のOracle RACと同様であり、管理ツール「Oracle Enterprise Manager」を使ってオンプレミス環境とシームレスに統合管理することも可能だ。
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提供:日本オラクル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2016年5月24日