教育と学習に悩みの傾向――@ITの読者は5分で悩みを解決できるのか?:@IT通信「今週のテーマ」における2017年人気記事とは
2017年6月に第800回を突破した、毎週水曜日配信のメールマガジン「@IT通信」。2017年配信分のうち、「今週のテーマ」でよく読まれた記事を紹介する。
2001年5月から配信を開始した「@IT通信」。@IT通信は週刊のメールマガジン。16年間、雨の日も風の日も休まず配信を続け、2017年6月に配信数800回を突破しました。このメールマガジンには担当編集者がテーマ別にお勧めの記事を紹介する「今週のテーマ」というコーナーがあり、2017年は「WannaCry」をはじめ「Windows 10の大型アップデート」「Docker」「IoT」などさまざまな内容を取り上げました。
本稿では中でもよく読まれた記事を紹介します。
新しい学び
システム開発の教育・学習について、課題を抱えている@IT読者は少なくありません。@ITが2017年初頭に行った読者調査「Techno Graphics 2017」では、以下のように多くの悩みの声が挙がりました。
@IT通信「今週のテーマ」で紹介した記事のうち、「5分で分かるシリーズ」や入門記事などがよく読まれていたのも、そうした傾向の現れといえるかしれません。読まれた記事の内容は、Excelマクロ/VBA、Git、Python、WordPressと幅広いものでした。以下では、中でも特に読まれた記事を紹介します。メールマガジンを見逃した皆さまも、目を通してみてはいかがでしょうか。
Excelでプログラム作成を始めるメリットとマクロの基本
プログラミング初心者を対象にExcelマクロ/VBAを使った業務自動化プログラムの作り方を一から解説します。初回は、そもそもプログラミングとは何か、Visual BasicとVBAとマクロの違い、マクロの作り方、保存/削除、セキュリティ設定などについて【Windows 10、Excel 2016に対応】。
Active Directoryはなぜ必要なのか
本連載では「Active Directoryとは?」「なぜ、Active Directoryを使う必要があるのか?」などをあらためて考察し、より効果的に運用するための方法を探っていく。
Pythonで機械学習/Deep Learningを始めるなら知っておきたいライブラリ/ツール7選
最近流行の機械学習/Deep Learningを試してみたいという人のために、Pythonを使った機械学習について主要なライブラリ/ツールの使い方を中心に解説する連載。初回は、筆者が実業務で有用としているライブラリ/ツールを7つ紹介します。
ガチで5分で分かる分散型バージョン管理システムGit
Gitの概要、成り立ちと歴史、なぜ必要なのか、集中型と分散型の違い、使ううえでの“基本”用語を解説し、GitHub、Gitolite、msysGitなど関連サービス/ツールを紹介します。
地味に5分で分かるWordPress
本稿では、WordPressとは何かの概要から使い始めるための環境、WordPressならではのセキュリティ対策、役に立つプラグイン、テーマのカスタマイズまで、5分(1ページ約1000文字)で解説していきます。
根強い人気の「Linux」
@IT通信「今週のテーマ」で紹介する記事において、常に反響の大きいテーマの1つが「Linux」です。企業のビジネスインフラとして、情報ニーズが非常に高いことがあらためてうかがえます。
UNIXとLinuxを振り返る
気が付くと「世の中はLinux」のようです。以前からUNIXを使っていた人なら大喜びなのですが、初めて触ったPCにはWindows 95がインストールされていた、という人にはハードルが高いことでしょう。そこで、今月から半年ほどかけて、MS-DOSプロンプトを使ったことがあるというレベルの人を対象にしたLinuxの入門記事をお届けすることになりました。インストールして終わりではなく、Linuxにおける常識というものを紹介できたらと思っています。
いまさら聞けないLinuxの基礎知識
Linuxを勉強してみたいけど、どこから手を付けてよいか分からない、何だかよく分からないまま使っている……そんな方々のための連載です。まずは、Linuxとはどんなものなのか確認しましょう。
Windows PCにLinuxをインストールして再利用する
中古PC活用の第3弾では、本命ともいえるLinuxをインストールする。ただ、Linuxにはさまざまなディストリビューションがあり、ユーザーインタフェース(UI)などが異なっている。そこで、今回はWindowsユーザーが比較的容易に移行できそうなWindows風UIを持つLinuxを取り上げる。
新しいWindows 10
2017年10月17日に、Windows 10のメジャーアップデートとしてリリースされた「Windows 10 Fall Creators Update」(バージョン1709)。@IT通信では、リリース直後に今週のテーマで取り上げました。
Windows 10 Fall Creators Updateでは、GUI/デスクトップ/エクスプローラーに更新があったり、「Microsoft Edge」が強化されたり、3DペイントツールやMR(Mixed Reality)用ツールが追加されたりしました。よく読まれた以下の記事から、あらためてWindows 10 Fall Creators Updateのポイントをつかみ直してみてはいかがでしょうか。
Windows 10のメジャーアップデート「Fall Creators Update」で何が変わったのか?
2017年10月17日、Windows 10の新バージョン「Windows 10 Fall Creators Update(バージョン1709)」の提供が始まった。以前のバージョンと比べて何が変わったのかを、一覧表で分かりやすくまとめておく。
Windows 10 Fall Creators Updateがやってきた! 急いでアップグレードするその前に……
Windows 10の最新バージョン「Windows 10 Fall Creators Update バージョン1709(ビルド16299)」がリリースされました。「出勤しようとしたら、突然、アップグレードが始まって困った」「早く帰りたいのにPCの電源を落とせない」なんてことにならないよう、まだ準備ができていない、そして、まだWindows Updateで検出されないのであれば、今が備えるチャンスですよ。
2017年以降も、@IT編集部は皆さまにとって有用な情報を日々届け続けていきたいと思います。今後とも、ぜひご参考にしてください。まだ購読していない人は、「こちら」からご登録ください。
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