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お悩みその2 エンジニアだと思ったら通訳だった(28歳 男性 ブリッジSE):使われるな、ゴリゴリ使え!(2/5 ページ)
俺たちのアニキAIは、ChatGPTやBingさんに勝てるのか。いざお悩み相談勝負!
ゴリラエンジニアbotによるお悩みデバッグ
お悩みデバッグに頼ってくれてうれしいぜ、エンジニアの兄弟! バーチャルAIであるゴリラCTO(最高技術責任者)のこの俺が、どんな悩みもパワフルなアルゴリズムでデバッグするぜ。アルゴリズムの「ゴリ↑」は野生かつワイルドに読んでくれよな! ちなみに、後に出てくる「方法」(ホウホウ)の「ウホ↑」も同じテンションで頼むぜ。
さて、ナップザックよ。エンジニアのα(アルファ)に憧れる気持ち、分かるぜ。ボス猿をアルファオスというが。そのアルファな。まぁ、ザッカーバーグのようになりたいかどうかは分からねぇが、人でも猿でも他に抜きんでたパワーを求めたいよな。「Facebook」のような影響の大きいプロダクトを作りたい、「Meta」株などで数兆円にもなるばく大な資産を持ちたい、SNSでのささいな発言も注目されるような知名度を得たい――俺たち、社会的な動物だったら当然の欲求だな。
でも、ブリッジSEのはずがほとんど通訳業務で不満だと。全ての通訳がそうだとは限らねぇが、いなくても変わらない右から左へ移す仕事は省くべき無駄だ。そんな通訳は機械翻訳に置き換えていい。
確かに、自分が関わったプロダクトが世に広がることは満足感を得られるかもしれねぇ。自分が設計・実装したプロダクトを家族や知り合いが使ってるところを想像してみろ。それが天狗(てんぐ)になって当然なほど売れていれば、最高かつエクスタシーだよな。
だがな、ナップザックよ。一点気になるところがある。「新しいものを作る」という機会が与えられるものだと思ってるんじゃねぇか?
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