特集:継続的に儲けるための「セキュリティバイデザイン」入門

デジタルテクノロジーをあらゆる業務に活用して生産性や創造性を向上させ、自社の価値を高めていくDX(デジタルトランスフォーメーション)の流れが確実に広がっている。一方で、デジタルディスラプションの焦りから短絡的なサービス開発に走った結果が、昨今の報道を賑わし始めている。せっかく開発したデジタルサービスが、脆弱性を残していて情報漏えいを起こしたり、ユーザーのプライバシーを侵したりするようなものでは、自社の価値を下げ、大きな損害を生む結果になっているのは周知の通りだ。近年の複雑化、多様化するサイバー攻撃を迎え撃つセキュリティ対策は、迅速なサイクルを回す開発が求められるDXの阻害要因になるのではという意見もある。その中、DXとセキュリティの両立に有効なのが「セキュリティバイデザイン」だ。では、企業がセキュリティバイデザインに取り組む上で、どのような課題があるのか。コンテナ、マイクロサービス、サーバレス、そしてアジャイル/DevOpsといった、DX時代に求められる技術や手法を駆使した現在の開発では、どのようなセキュリティバイデザインが求められるのか――技術面を中心に、継続的にもうけるための「セキュリティバイデザイン」の入り口を紹介する。

TopStory

特集:継続的に儲けるための「セキュリティバイデザイン」入門(1):

近年の複雑化、多様化するサイバー攻撃を迎え撃つセキュリティ対策は、迅速なサイクルを回す開発が求められるデジタルトランスフォーメーション(DX)の阻害要因になるのではという意見もある。その中、DXとセキュリティの両立に有効なのが「セキュリティバイデザイン」だ。では、企業がセキュリティバイデザインに取り組む上で、どのような課題があるのか。

(2020年2月17日)
特集:継続的に儲けるための「セキュリティバイデザイン」入門(2):

コンテナ、マイクロサービス、サーバレス、そしてアジャイル/DevOpsといった、デジタルトランスフォーメーション(DX)時代に求められる技術や手法を駆使した現在の開発では、どのようなセキュリティバイデザインが求められるのか。

(2020年2月19日)
特集:継続的に儲けるための「セキュリティバイデザイン」入門(3):

デジタルサービスの継続的な運用には、セキュリティ対策が欠かせない。「最初からアジャイルで作るのは難しい。既に何らかのシステムを持っているのだから、まずはその運用をどうするかを考えなければならず、OpsがDevよりも先になる」と述べるauカブコム証券の石川陽一氏の事例から、デジタルサービスのDevSecOpsに欠かせない「データ活用」の要点を探る。

(2020年5月12日)
特集:継続的に儲けるための「セキュリティバイデザイン」入門(4):

クラウドやコンテナ、マイクロサービスが主流になりつつある現在、セキュリティバイデザインという考え方をどのように発展させ、適用させていけばいいのだろうか。

(2020年5月15日)

関連記事

徳丸浩氏が8つの試練を基に解説:

ECサイトやWebサービスでセキュリティインシデントを起こさないためには何をすればいいのか。2019年12月に開かれた「PHP Conference Japan 2019」で徳丸浩氏が、架空企業で起きたセキュリティインシデントを例に、その対策方法を紹介した。

(2020年1月28日)
ハードウェアの問題をソフトウェアの仕組みで解決:

@ITは2019年11月19日、「@IT ソフトウェア品質向上セミナー 2019 冬〜不確実性が高まるDX時代のソフトウェアテスト/品質保証はどうあるべきか」を開催した。本稿では、リクルートテクノロジーズ 執行役員の竹迫良範氏の特別講演「IoTプロダクトの品質とセキュリティテスト、未知の脅威に対応する開発体制とは」の模様を要約してお伝えする。

(2019年12月24日)
KubeCon+CloudNativeCon North America 2019報告(2):

2019年11月にCloud Native Computing Foundation(CNCF)が米サンディエゴで開催したイベント「KubeCon+CloudNativeCon North America 2019」では、米国防総省がKubernetesの広範な採用を進めていることを明らかにした。

(2019年12月5日)
コンテナを狙った攻撃事例も紹介:

エンジニアならば避けては通れない技術となった「コンテナ」に“脅威”はないのだろうか? “コンテナセキュリティ”が考慮すべき6つのポイントや、どこで脅威が混入する可能性があるのかをトレンドマイクロに聞いた。

(2019年10月16日)
「今知りたい! システムを守る認証の実態」セミナー:

2019年7月、NPO日本ネットワークセキュリティ協会が「今知りたい! システムを守る認証の実態」セミナーを開催。「認証」と「セキュリティ」をキーワードに3人の登壇者が、現在、事業者そして利用者ができることを語る会となった。

(2019年8月28日)
Oracle Code Tokyo 2019:

従来のモノリシックなアーキテクチャに代わって着目されている「マイクロサービス」や「サーバレス」。これらの新しいアーキテクチャについて、セキュリティの観点からどのようなことに留意すべきなのだろうか。

(2019年6月18日)
セキュリティにかかる負担を軽減:

TISとラックが協業し、クラウドサービスおよびセキュリティサービスの領域において新たに「クラウド&セキュリティサービスプラットフォーム」を提供することを発表した。

(2019年4月19日)
コンテナ環境を前提としたセキュリティの確保を:

Aqua Container Security Platformは、コンテナを利用したサービス/アプリケーションの開発から本番展開、運用に至る各プロセスで、コンテナ技術に合わせたセキュリティ対策を提供するソフトウェア製品群だ。

(2018年10月30日)
対話だけではなくツールを活用したセキュリティテストの自動化が不可欠に:

「Black Hat USA 2018」に先駆けて2018年8月7日にSynopsysが開催した「Codenomicon 2018」では、セキュリティ担当者と開発者、運用者が一体となってセキュアなアプリケーションを迅速にリリースに必要なポイントが紹介された。

(2018年8月13日)
DevSecOpsは重要だが:

日本CAはセキュアなソフトウェア開発に関する調査結果を2018年7月9日に発表した。日本では企業文化が、セキュアなソフトウェア開発ライフサイクルの採用を妨げている場合が多いと分かった。

(2018年7月10日)
スポンサーからのお知らせPR

注目のテーマ

AI for エンジニアリング
「サプライチェーン攻撃」対策
1P情シスのための脆弱性管理/対策の現実解
OSSのサプライチェーン管理、取るべきアクションとは
Microsoft & Windows最前線2024
あなたにおすすめの記事PR

RSSについて

アイティメディアIDについて

メールマガジン登録

@ITのメールマガジンは、 もちろん、すべて無料です。ぜひメールマガジンをご購読ください。