岡崎勝己のカッティング・エッヂ

非接触ICカードやRFID技術が社会にもたらす変化とは何か。ユーザーサイドから見た情報システムの意義を念頭に取材活動を続けるジャーナリストが、独自の視点で“近い未来”の行く末を探っていく(編集部)
“かざす”を商機につなげるFeliCa、ソニーの次の手は
岡崎勝己のカッティング・エッヂ(1)
 「FeliCa」が誕生して13年。日本では当たり前の光景となった“かざす”文化は、世界で通用するのだろうか

・“かざす”利便性を武器に利用を拡大
・FeliCa拡大に向けた次の“一手”
・分析活動を通じ事業者の採用を後押し
・新会社でMIFAREとFeliCaを相乗りさせる
・果たして世界でFeliCaは普及するか?
図書館で急速に高まるRFIDニーズ、導入の先は?
岡崎勝己のカッティング・エッヂ(2)
 RFIDの活用が進んでいる分野の1つが図書館である。貸し出し自動化などの効率化の背景にはさまざまな創意工夫があった

・盛り上がる図書館でのRFIDタグ導入
・業務効率の向上を目的に導入相次ぐ
・“図書館”ならではのノウハウを積む必要性
・図書館向け用途として“枯れた”レベルに
・残された95%の市場を開拓するには
アミューズメント業界、ICマーケティング最前線!
岡崎勝己のカッティング・エッヂ(3)
 映画やゲームなどの娯楽分野にも非接触ICカードの利用が進んでいる。できることとできないことの狭間で揺れる業界はどこへ

・ゲームの履歴管理を通じ可能性を高めるICカード技術
・マーケティング分野での応用も着々と進展
・アミューズメント業界などからシステムの引き合い相次ぐ
・アミューズメント施設運営の課題を一掃する電子マネー
・ポイント付与で来客数は5割増、業務効率も大幅向上
マルチリーダはICカード普及の起爆剤になるか?
岡崎勝己のカッティング・エッヂ(4)
 さまざまなサービスで利用され始めた非接触ICカード。互換性のないICカードをマルチリーダで吸収できるか

・リーダ/ライタの“マルチ化”でICカードの利用が加速
・カードやデータ形式の違いにリーダ/ライタ側で対応
・開発生産性の高さを武器に2008年度で5万台を目指す
・マルチリーダは電子マネーの普及拡大の切り札に?
・電子マネーやクーポンの活用がCRM活動の高度化を支援
電波法の改正はRFID普及の鍵となるか!?
岡崎勝己のカッティング・エッヂ(5)
 2008年5月の電波法改正はRFID利活用を促進する方針を打ち出している。今年のRIDEXではこの動きに対応した新製品が登場している

・ユーザーの二極化を踏まえた市場活性化のためのアプローチ
・読み取り精度向上に向け電波法の改正へ
・システムの開発工数を抑えるサービスや製品も相次ぐ
・マーケティングやセキュリティなど現実的なソリューションも
“新電波法”でRFIDビジネスは新たなステージへ
岡崎勝己のカッティング・エッヂ(6)
 電波法改正によりミラーサブキャリア方式の展開が柔軟になった。950MHz帯パッシブタグはRFID普及を促進できるのか

・本格活用段階に入った950MHz帯省電力通信システム
・RFIDの普及・高度化を促すためミラーサブキャリアを解禁
・工場のパレット管理にミラーサブキャリア方式を
・ミラーサブキャリア方式は問題解決の“選択肢”の1つ
・ますます強く求められるシステムチューニング能力

Profile
岡崎 勝己(おかざき かつみ)

通信業界向け情報誌の編集記者、IT情報誌などの編集者を経てフリーに。ユーザーサイドから見た情報システムの意義を念頭に、主にIT分野や経済分野でジャーナリストとして活動中。フォーカスするテーマはITと業務改革/イノベーション、人材論など。
他方、情報システムうんぬんは抜きに、コンテンツビジネスなど面白ければ何でもやる一面も。

著書に「図解ICタグビジネスのすべて(日本能率協会マネジメントセンター)」などがある。

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