実践! XMLアプリケーションサーバ「BXS」 第2回
XSTLによるダイナミックな変換の実際
太田一郎
株式会社東洋情報システム
2000/10/27
前回は、Baykit XML Server(BXS)をインストールした上で、簡単なWebサイトのフロントページを作成してみました。皆さんも、ご自身でいろいろとサンプルを作成されたでしょうか?
今回は、XML文書の内容を単純にXHTMLに変換して表示するだけでなく、XSLTおよびBXSの機能を用いて以下のようなことに挑戦してみます。
- データの内容に基づいて表示を加工する
- Webブラウザごとに出力内容を切り替える
これらを実現するために、BXSのXSLT機能、そしてWebブラウザ識別機能などの使い方を説明していきましょう。
「1. データの内容に基づいた表示の加工」 |
Index | |
実践! XMLアプリケーションサーバ「BXS」 第1回 XMLでWebサイトを作ろう |
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1. Baykit XML Serverとは | |
2. インストールしよう | |
3. XMLのサンプルを表示させてみる | |
4. XMLでWebページを作ろう | |
第2回 XSTLによるダイナミックな変換の実際 | |
1. データの内容に基づいた表示の加工 | |
2. さらにXSLTスタイルシートを改良 | |
3. Webブラウザ別のスタイルシートを用意 | |
4. Webブラウザごとに出力を切り替える |
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