日本オラクル、設計情報を一元管理するDB開発支援ツール

2000/11/25

 日本オラクルは、データベース開発支援ツール「Oracle Designer for Windows Release6i」の出荷を11月24日より開始した。

 新製品は「Oracle Designerモデリング・ツール」と「Oracle Repository」の2つの機能で構成される。

 「Oracle Designerモデリング・ツール」はデータやプロセスの分析、DBやアプリケーションの設計を支援するダイアグラム・ツールを備える。各ツールは連携してデータの共有や再利用が可能なため、統合されたモデリング・ツールとして利用できる。

 「Oracle Repository」は開発者の設計情報の統合管理を実現する機能を持つ。「Oracle Designerモデリング・ツール」により設計されたモデル情報のほか、他の開発ツールにより作成されたソースコードも一元管理が可能という。これにより、関連する設計情報の結合が可能となり、仕様変更などによる修正もれを防ぐこともできる。

 同社によれば、設計情報の管理がコードではなくモデルで行えるため、企業の情報システム資産を有効に管理できるという。付属のコードジェネレータにより、モデル化された情報からコードを自動生成する。このコードジェネレータには、コードからモデルに戻す機能もある。

 対応プラットフォームはWindows 95/98/2000/NT 4.0。価格は50万円。

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