サン、Javaアプリ実行技術「Java Web Start」
2001/3/16
米サン・マイクロシステムズは現地時間3月14日、米ロサンジェルスで開催中の「Spring Internet World」にて、「Java Web Start」の一般への出荷開始を明らかにした。
新製品は1クリックでWeb用のJavaアプリケーションを実行できるソフトウェア。クライアント側は「Java Web Start」をインストールすればよい。「Java Web Start」がアプリケーションの実行に必要なJavaプラットフォームのバージョンを自動的に判断するため、開発者はブラウザのバージョンとJavaの実行環境を気にすることなくアプリケーションを配信することができる。
このアプリケーション実行技術はJava Network Launching Protocolを用いており、Java Community Processプログラムを通じて開発された。今回の一般発表以前はJDC会員にのみ利用が可能だった。
主な特徴は以下の通り
- 1クリックで実行
- デスクトップと統合が可能でWindowsのスタートメニューやデスクトップアイコンから起動が可能
- ユーザー・インタフェースがプラットフォームに依存しないため、同一のルックアンドフィールが実現
- アプリケーションが自動的にキャッシュ、更新される
- セキュリティ
「サンはデスクトップ向けのJava技術に巨額を投資してきた。ユビキタスネットワークが実現しつつある今、新製品は、Web対応のグラフィックを用いたアプリケーションが実行できるという点で大きな一歩となる」と同社バイス・プレジデントでJavaソフトウェアのゼネラル・マネージャーのRick Green氏はコメントしている。
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サンの発表資料(英語)
Java
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