サンの新しいフラグシップ「Sun Fire 15K」
2001/9/27
サン・マイクロシステムズが発表した「Sun Fire 15K」 |
サン・マイクロシステムズは米国時間9月25日、ハイエンドのUNIXサーバ「Sun Fire 15K」を発表した。Sun Fireシリーズは、同社がメインフレーム市場に切り込むために今年春に発表した戦略製品。今回発表されたSun Fire 15Kは、このSun Fireの最上位機種となる。
Sun Fire 15Kは、900MHzのUltraSPARC IIIのCPUを106個まで、メモリを576GBまで搭載でき、どちらも稼働したまま交換や増設ができる。さらに、ネットワークおよびストレージ向けに18個のI/Oハブを持つ。
Sun Fire 15Kは、Sun Enterprise 10000や他のSun Fireシリーズと同じように、ダイナミック・システム・ドメイン(動的物理分割機能)をサポートしている。この機能によって、1台のSun Fire 15K上で複数のシステム(最大18のシステムをサポート)を稼働させることができる。このシステムは、分離、独立して稼働し、それぞれのシステムを動的に管理できる。
サン・マイクロシステムズのコンピュータシステム部門のExcutive Vice President John Shoemaker氏は、「Sun StorEdgeアレイ、Solaris 8、新しく提供するサービス、それにサンのオープンネット環境のソフトウェアとともにSun Fire 15Kを利用することで、顧客にTCOの削減や、データセンターの管理強化によって生産性の改善などの明確な選択肢を提供できる」としている。
[関連リンク]
サン・マイクロシステムズの発表資料(英文)
Sun
Fire 15Kの製品情報
[関連記事]
サン、日立と提携後、初のハイエンド・ストレージを発表
(@ITNews)
サンが収益予測を下方修正、日欧市場での弱さが原因?
(TechWeb/@ITNews)
サン、ストレージ管理ソフトウェアを発表
(@ITNews)
サン、日立のハイエンド・ストレージ提供へ
(@ITNews)
好調な国内サーバ市場、PCサーバはNEC、UNIXはサン
(@ITNews)
サン、14万9000円の低価格1Uサーバを発表
(@ITNews)
サン、新製品群「Sun
Fire」でメインフレーム市場へ挑戦 (@ITNews)
情報をお寄せください:
最新記事
|
|