ターボリナックス、ライブドアの子会社になる
2004/3/16
ライブドアは3月15日、株式交換(ライブドア1:ターボリナックス0.60153)により、ターボリナックスを完全子会社化すると発表した。同社は2003年8月29日からコンシューマデスクトップ用LinuxOS「LindowsOS 4.0日本語版」の日本市場での独占販売を行っており、同時に一部PCベンダへのOEM供給も展開している。今回ターボリナックスを手中に収めることで同社は、サーバ/クライアントの両分野におけるオープンソースOS環境を提供することになる。
株式交換契約による両社のメリットについて、ライブドアでは、「技術力とマーケティング戦略の統合による製品、サービスブランド力の強化」「Linuxハードウェア/ソフトウェア両面の対応環境の充実」「次世代Linux製品、サービスの研究開発の加速」「Turbolinux China」を活用したライブドア・グループの中国ビジネス展開の加速」などを挙げる。
同社は今後、デスクトップ、ワークステーション、サーバ市場に加え、デジタル家電への組み込みLinux分野への参入も視野に入れ、アジア全域におけるOS市場の開拓に取り組む姿勢をみせている。
[関連記事]
SRAの傘下に入るターボリナックス、「安心を与えたかった」
(@ITNews)
"Windowsっぽさ"を追求するターボリナックスのPC向けLinux
(@ITNews)
PC向けLinuxはWindowsと共存共栄、ターボリナックス
(@ITNews)
ターボリナックス、並行処理クラスタenFusionを発売
(@ITNews)
メインフレームに対応するLinuxがターボリナックスから
(@ITNews)
情報をお寄せください:
最新記事
|
|