以上のような特徴を備えるdDREAMSでは、そのバックエンドでオラクルのさまざまなソリューションが活用されている。具体的には、「Oracle VM」を使って構築された基盤の上で「Oracle Solaris」を実行し、アプリケーション用サーバーとして利用している他、データベース基盤としてOracle Exadataを使用している。
また、クラウドサービスを利用する上で課題となることが多いID管理については、社内外、そしてクラウドにまたがるシステムでユーザーIDを共通に管理するために「Oracle Identity Management」を使用する。これにより、ユーザー企業が持つ既存の認証基盤との連携が容易となり、既存IDを使ったシングルサインオンが可能となっている。
さらに、災害時に備えた対策としては、データセンター間でストレージの遠隔コピーを実施している他、Oracle Exadataに格納されたデータについては「Oracle Data Guard」によって常時同期を行い、災害発生時の影響を最小限に抑えているという。
このように、dDREAMSではOracle Exadataをはじめとするオラクルの各種ソリューションによって効率性や先進性、信頼性が高められていることを説明すると、井尻氏は最後に、「『共通業務を改善したい』『IT投資を戦略的な目的に振り向けたい』と考えるお客さまは、ぜひ私たちにお手伝いさせてください」と呼びかけて講演を締めくくった。
Oracle Exadataにより、従来のシステム基盤では成し得なかったさまざまなIT改革/ビジネス改革を成し遂げた企業の最新事例をダウンロード資料としてまとめました。ぜひ併せてご覧ください。
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提供:日本オラクル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2015年6月30日
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