パブリッククラウドと同じシステム基盤をオンプレミスで使える「Oracle Cloud Machine」が登場!業界初!? クラウドとオンプレミスの“いいとこ取り”が可能に(3/4 ページ)

» 2016年05月16日 07時00分 公開
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Oracle Cloudの主要なIaaS、PaaSをオンプレミスで利用可能に

 Oracle Cloud Machineでは当初、IaaS(Infrastructure as a Service)である「Oracle Compute」と、PaaS(Platform as a Service)である「Oracle Java Cloud Service」「Oracle Database Cloud Service」「Oracle Integration Cloud Service」といった主要サービスが、パブリッククラウドのOracle Cloudと同様に利用可能となる。

 IaaSのOracle Computeでは、Oracle LinuxをOSとする仮想マシンのインスタンスを作り、その上でサードパーティー製のフレームワークやユーザー独自のアプリケーションを動作させることができる。

 また、仮想化環境の構築や運用を容易にするために、JSONファイルとChef Recipesをベースにした管理ソリューションも提供される。一般的なLAMPスタックをはじめ、Ruby on RailsやDockerコンテナをOracle Compute上で利用する場合に必要な設定がテンプレートとして用意される他、「E-Business Suite」や「Peoplesoft」「JD Edwards」「Siebel」「Demantra」といったビジネスアプリケーションをOracle Compute上に展開する際に必要な設定やツールをまとめた“cookbook”も提供される。

Oracle Compute(IaaS)の主な機能

 一方、PaaSのOracle Java Cloud ServiceとOracle Database Cloud Serviceは、それぞれ「Oracle WebLogic Server」「Oracle Database」の環境をWebベースのCloud UIによる簡易な操作で即座に構築できるサービスとなる。Oracle Cloud Machine上でも、Oracle Cloudと同じ使い勝手でインスタンスの作成や管理が行える。

Oracle Java Cloud Serviceの管理画面

 Oracle Integration Cloud Serviceは、クラウド上で動作するアプリケーションと、オンプレミスの既存環境で動作するアプリケーションを連携させるためのサービスだ。特別なミドルウェアをインストールすることなく、Webベースの管理画面によってノンコーディングで連携設定が行える点が大きなメリットとなる。

Oracle Integration Cloud Serviceとは何か

 PaaSについては、今後も利用できるサービスを順次追加し、最終的にOracle Cloudで提供しているPaaSの全サービスを、Oracle Cloud Machine上でも利用できるようにしていく予定という。

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提供:日本オラクル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2016年6月15日

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