Googleが「Chrome Enterprise 73」をリリース管理対象かどうかを容易に確認

Googleは、企業向け管理ツールの最新バージョン「Chrome Enterprise 73」を公開。主な新機能を紹介した。

» 2019年03月15日 15時00分 公開
[@IT]

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 Googleは2019年3月14日(米国時間)、3月12日に公開した企業向け管理ツールの最新バージョン「Chrome Enterprise 73」の主な新機能を公式ブログで紹介した。

 Chrome EnterpriseはIT管理者などに向けた管理ソフトウェア。Webブラウザ「Google Chrome」や、「Chromebook」などの「Chrome OS」搭載デバイスの管理機能を提供する。管理対象にさまざまなポリシーを適用することもできる。

 Chrome Enterprise 73は最新のGoogle ChromeとChrome OSに対応している。主な新機能は次の通り。

Webブラウザが組織の管理対象かどうかを簡単に確認できる

 エンタープライズポリシーが設定されているGoogle Chromeでは、管理対象であることを示すインジケーター(アイコンと文言)が表示されるようになった。アクションメニューをクリックした際に現れるメニュー項目の最下部に表示される。このアイコンをクリックすると、ヘルプセンターページで詳しい情報を調査できる。

 Googleが同機能の提供範囲を徐々に広げていくため、管理対象のGoogle Chromeを使っているユーザーの一部は、Chrome Enterprise 73にアップデートしても、すぐにはインジケーターが表示されない。

メニューの最下部に「Managed by your organization」という表示があれば、組織の管理対象だと分かる(出典:Google

管理対象ゲストセッションを追加

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