NVIDIAは、クラウドゲーミングサービス「GeForce NOW」を自動車に導入すると発表した。韓国の現代自動車グループや中国のBYD、スウェーデンのPolestarはNVIDIAと協力して自社の車両にGeForce NOWを実装するとしている。
この記事は会員限定です。会員登録(無料)すると全てご覧いただけます。
NVIDIAは2023年1月4日、「GeForce NOW」を自動車に導入すると発表した。韓国の現代自動車グループや中国のBYD、スウェーデンのPolestarは、NVIDIAと協力して自社の車両にGeForce NOWを実装するとしている。
GeForce NOWとは「Steam」「Ubisoft」「Epic Games」「GOG.com」などのPCゲームストアから入手可能な1000以上のゲームタイトルをリアルタイムでプレイできるクラウドゲーミングサービスのこと。
NVIDIAは今回の発表を機に「車載インフォテインメント製品」を拡充するという。
インフォテインメントとは“インフォメーション”と“エンターテインメント”を合わせた造語。NVIDIAは「GeForce NOWは、デスクトップPCやノートPC、モバイル機器を超えて、今後はソフトウェアデファインドカーにもリアルタイムで完全なPCゲーム体験をストリーミングで提供する」としている。
NVIDIAのAli Kani氏(自動車担当バイスプレジデント)は、「アクセラレーテッドコンピューティングやAI(人工知能)、コネクティビティは、新しいレベルの自動化や安全性、利便性、楽しさを車にもたらす。人気タイトルに加えて基本プレイ無料のタイトルをゲーマーのライブラリからストリーミングできる機能は、車載インフォテインメント体験を新たな高みへと導く」と述べている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.