これまでBINDの基本的な設定について解説してきたが、ほかにも面白い機能がある。今回はBINDでDynamic DNSを実現してみよう。ISCのDHCPサーバ Version 3.0と組み合わせれば、LinuxもDynamic DNSクライアントにすることが可能だ。
前回設定したBINDは正しく動作しているだろうか? 今回は動作確認の方法と、BINDをセカンダリサーバにする場合の設定を紹介する。
今回は、BINDの設定を行う。ゾーンファイルの編集を行って正引き・逆引きが行えるようにするほか、MX、CNAMEなど各種レコードの使い方を紹介する。また、名前解決の仕組みについてもここで理解しておいてほしい。
インターネットの基幹となる技術、それがDNSだ。DNSがなければインターネットはきわめて使いにくいものになっていただろう。本連載では、BINDでDNSサーバを構築しながらDNSそのものについても解説していく。今回はDNSサーバの役割に触れたあと、BINDの入手からインストールまでを紹介する。