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コンポーネント端子ケーブル&コネクタ図鑑

「コンポーネント端子」は、映像機器同士をつないでアナログの映像信号を送出するためのコネクタだ。「コンポーネント映像端子」「色差端子」「色差映像端子」とも呼ばれる。

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ケーブルに付いているコンポーネント端子
ケーブルに付いているコンポーネント端子
各コネクタの形状はピンプラグ(RCA端子)と同じである。

機器に搭載されているコンポーネント端子
機器に搭載されているコンポーネント端子
こちらも、それぞれの形状はピンジャック(RCA端子)と同じである。

 コンポーネント端子は、映像機器同士をつないでアナログの映像信号を送出するためのコネクタである(音声は送出できない)。「コンポーネント映像端子」「色差端子」「色差映像端子」などとも呼ばれる。

 アナログの映像信号を3種類に分離して伝送するのが特徴で、それぞれにピンジャック/ピンプラグ(RCA端子)と同じ形状のコネクタが1つずつ、合計3個が用いられる。ピンジャック/ピンプラグやS端子に比べて画質がよいとされ、特に1990年代後半から2000年代前半にかけて、比較的高級な製品によく実装された。

 現在では、デジタル伝送のHDMIなどが主流であり、コンポーネント端子はあまり使われていない。

コンポーネント端子と、その他のディスプレイ用コネクタとの比較
コンポーネント端子と、その他のディスプレイ用コネクタとの比較
左からF型コネクタ、ピンプラグ、S端子、コンポーネント端子(青い矢印)、D端子。3つのコネクタを用いる分、5BNCほどではないが接続は面倒だ。

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