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ハードとソフトの進化により、さらにコストパフォーマンスが高まった「Oracle Database Appliance X5-2」。その進化の内容は?Oracle RAC開発陣が手掛けるコンパクトなDBアプライアンス(3/3 ページ)

Oracle Database Enterprise EditionやOracle RACをリーズナブルに導入したいという企業から高い支持を集めるOracle Database Applianceに、最新版となるX5-2が登場した。フラッシュ技術を活用してさらなる性能向上を果たし、従来と比べてコストパフォーマンスが大きく高まった同製品の強化ポイントを概観する。[プライベートクラウド/データベース統合][運用管理効率化][パフォーマンス改善][Engineered System]

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強化ポイント3──Oracle Enterprise Managerとの統合性が向上。データベース基盤の管理コストを大幅削減

 管理性が大幅に向上している点もOracle Database Appliance X5-2の大きな魅力だ。オラクル製品の標準管理ツール「Oracle Enterprise Manager 12c」との統合がさらに強化されている。

 「Oracle Database Appliance X5-2では、Oracle Enterprise Manager用の専用プラグインが用意され、Oracle Exadataで実現されていた筐体イメージを使用したビジュアルかつ効率的な統合管理が可能となりました※1。具体的には、ハードウエアとソフトウエアを含め全レイヤーの稼働状態の監視を一つの画面で効率的に行える他、複数台のOracle Database Applianceを一元的に管理することもできます。Oracle Database Applianceには、以前からパッチ管理、ログ管理、ベストプラクティス管理といった運用管理を容易にする機能が多数搭載されていましたが、今回の機能強化でさらに効率的な管理を実現することができるでしょう」(山本氏)

※1 Oracle Enterprise Manager専用プラグインは、X5-2以外の全モデルで利用可能。




(クリックで拡大)

 このように、Oracle Database Appliance X5-2はハードウエアが最新のものに一新されただけでなく、それらの性能を最大限に引き出すために開発された各種ソフトウエア技術により、従来と比べてさらにコストパフォーマンスが高まっている。散在するデータベースを統合する基盤にふさわしい製品だと言えよう。Oracle Database Enterprise EditionとOracle RACによる高度な耐障害性/可用性/安定性を2コア規模から利用できるというコスト面の優位性も備え、Oracle Database In-Memoryによるデータ処理のさらなる高速化にも対応できる。Oracle Database Standard Editionで構築してきた多数のデータベース環境を統合したいと考える企業にとって、性能、可用性、コスト、拡張性の全ての面で最適なデータベース基盤なのである。


提供:日本オラクル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2015年7月2日

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